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日程&結果

6月16日(土)日本 vs プエルトリコ戦

日本jpn 3 { 25-20
25-18
25-16
} 0 purプエルトリコ

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戦評

 昨日のドミニカ共和国戦に勝利し波に乗る眞鍋ジャパン。今日の相手は、アレマン監督が8年ぶりに復帰し、その卓越した指導力でカリブ育ちの身体能力の高い選手たちの爆発力を引き出すプエルトリコ。ワールドグランプリには2年ぶりの出場となるが、今大会では、1勝3敗と苦戦が続いている。
 
 日本は今大会がケガからの復帰戦となる井上、大友のミドルブロッカー二人をスタメンで起用、1戦目に引き続きレフトに栗原、リベロに座安を投入する布陣で戦った。

 第1セット序盤、日本は井上のサービスエースなどで連続得点を奪うが、プエルトリコのブロックに攻撃を阻まれリズムを作ることができない。逆に、プエルトリコのエース(6)ロサが日本のブロックを弾き飛ばすスパイクで次々に得点。プエルトリコ2点リードで最初のテクニカルタイムアウトを迎える。

 その後も、プエルトリコのジャンプサーブや思い切りのよい攻撃に翻弄され続けた日本だったが、江畑のスパイク、大友のブロックで追いつくとそこからは競り合いに。終盤、(7)エンライトのスパイクを江畑がブロック。栗原のサービスエースを含む5連続得点で突き放した日本がセットを奪取する。

 第2セット、日本は栗原をセッター対角に回し、石田をレフトに投入。序盤からレシーブでも粘りリズムを作るが、プエルトリコのサーブに押され一時リードを許してしまう。しかしそこから井上を軸としたブロックでプエルトリコの攻撃陣にプレッシャーを掛けミスを誘い突き放すと、中盤、竹下のサーブ、石田のスパイクなどで波に乗り、大友のサービスエースや井上のブロックも出てセットを連取。

 第3セットは、ミドルブロッカーに平井を起用。その平井がクイックにサーブに活躍しリードを奪う。栗原、石田もスパイクで得点し8-5でファーストテクニカルタイムアウトを迎える。

 そこから平井が2本ブロックを決め得点。プエルトリコのミスも立て続けに出て連続得点を奪うと、リベロ座安のバックからのトスで大友がクイックを放つなど、多彩なプレーで終始リードを保った日本。22-14の場面で栗原が負傷し退場するが、動揺することなく攻め、ストレートで勝利した。

インタビュー

竹下佳江選手
(今大会は)メンバーがいろいろ代わりますが、その中でチームとして速い攻撃を作っていこうということで、進んできています。まだまだコンビが合わないケースもありますが、これからオリンピックに向けていい形が少しでもできるようにしてけたらと思っています。

井上選手
肩の状態は違和感、痛みもほとんどなく順調に回復しています。あとはゲーム感覚を戻していきたいです。今、チームとして速いバレーに取り組む中で、ミドルブロッカーの動き出しが重要になってくると思います。例え、スパイクを打たないときでもいい流れでバレーができるようにと心がけてプレーしました。 

大友愛選手
ヒザのケガの状態はまったく問題ありません。練習もフルで出来ていますし、試合後も痛みもありません。
今日はなかなか自分たちのリズムで試合が展開できずに苦しかったのですが、その中でもコンビや速いバレーを展開しようということで、みんなで勝つことができたのでよかったと思っています。

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