banner_AD

日程&結果

6月15日(金)日本 vs ドミニカ共和国戦

日本jpn 3 { 25-17
25-13
25-18
} 0 domドミニカ共和国

ハイライト動画

6月15日(金) 日本 vs ドミニカ共和国戦のハイライト動画をみる

戦評

 6月8日からスタートしたワールドグランプリ2012。予選ラウンド第1週、韓国での3戦を1勝2敗で終えた日本。舞台を日本に移して行われる予選ラウンド第2週の小牧大会。初戦の相手は、北中米大陸予選を勝ち抜きロンドンオリンピックに出場するドミニカ共和国だ。
 この日、日本はスタメンに世界最終予選でメンバーから外れ、このワールドグランプリ韓国ラウンドも不出場だった栗原、石田をスタメン起用。リベロに座安を投入したメンバーで戦った。
 
 ロンドンオリンピックのメンバー入りに向け、選手たちにとっては一戦一戦、一球一球が勝負となる。
 
 第1セット、日本は序盤から栗原のジャンプサーブでリードを広げると、石田、栗原のスパイクとたたみかけ、8-3とリードを奪う。ミドルブロッカーの平井もブロード攻撃、ブロックで得点しゲームを優位に進める。サーブでも石田、中道がエースを決めて得点するとペースをつかんだ日本。一時、ドミニカ共和国のパワフルエース・リベラ、サウスポー・ヌニュスの攻撃に押され傾きかけた流れを、栗原のブロックとスパイクで食い止め乗りセットを先取する。
 第2セット、日本は新鍋に代えて「このポジションで試したかった」(眞鍋監督)セッター対角に迫田を投入。ドミニカ共和国はエベのクイックを軸に得点し競り合う展開となるが、迫田がサーブにバックアタックに活躍を見せ連続得点を奪い、8-4でファーストテクニカルタイムアウトを迎える。中盤以降は、石田、栗原のエース陣が次々に得点。迫田のバックアタックも冴え、ブロックポイントや栗原のサービスエースで波に乗りセットを連取する。
 
 第3セットもスタメンに迫田を起用。序盤は互いに譲らずシーソーゲームとなるが、平井のブロックや栗原のダイレクトスパイクなどで得点を奪った日本が一歩抜け出す。ドミニカ共和国もヌニュスが強烈なスパイクで得点するがミスが出て流れに乗ることができない。
日本は石田、平井がスパイクで得点しリードを広げると、終盤、岩坂のブロック、迫田のバックアタックも飛び出すとムードよく攻めストレートで勝利。
ドミニカ共和国とは、オリンピック本番でも同じグループに入る。絶対に負けられない相手との一戦に勝利した日本。明日はプエルトリコとの対戦となる。

インタビュー

竹下佳江選手
最初からサーブが走っていて、先手先手でバレーを作ることができる展開となり、すごく良かったと思います。

栗原恵選手
個人的にはすごく久しぶりの実戦だったので緊張感の中で試合に臨んだのですが、結果としてストレートで勝つことができてよかったです。(ケガで)コートに立つことができない期間が長かったので、いろんな方に感謝の気持でいっぱいです。その気持の中で充実してプレーすることができました。とにかく一生懸命やるだけ、自分のプレーに集中して一戦一戦頑張っていきたいと思います。                                  

石田瑞穂選手
すごく久しぶりの公式戦で緊張していたのですが、チームですごく一丸となってできたので良かったと思います。チームとしてスピードを生かした攻撃を掲げているので、意識して取り組みました。

この記事の関連写真

PAGE TOP