自分の出来る事2012年5月26日(土)
“崖っぷち”だった昨日のキューバ戦。
眞鍋ジャパンはフルセットで勝利をもぎ取り、五輪切符に王手をかけた。
苦しい戦いの中で、交替で出場した選手が活躍した事に眞鍋監督も
「選手12名、ベンチアウトの5名、17名の選手でチームジャパン。
あと2戦あるが、チーム一丸になった」と話す。
その交替出場の選手の中で、
試合後「勝てて良かったです」と表情も変えずに話す選手がいる。
岩坂名奈と共にチーム最年少21歳の新鍋理沙だ。
「この大舞台にもなれた?」の質問にも「はい」と即答する。
全日本初選出の昨年、自分のプレーがうまくいかない度に悔し涙を流していた。
そんな姿はそこにはない。
今や眞鍋監督も「チームで一番サーブレシーブが安定している」と
そのレシーブ力に太鼓判を押している。
今日の練習後も「自分の出来る事を集中してやっていきたい」
と自信を持って話す姿には、頼もしさすら感じられた。
最後に今日のロシア戦に向けて一言
「みんなで一つになって、最後まで諦めない」