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バンキシャ日記・女子

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ニッポンの情熱 吉原さん参上!2012年5月2日(水)

8年前、キャプテンとして2大会ぶりに全日本女子を
アテネ五輪出場へとチームを導いたあの吉原知子さんが合宿を訪れた。

42歳となった今でも、当時の体型に変わりはなく、
“ニッポンの情熱”と言われたそのバレー魂は熱いまま。

そんな吉原さんに、眞鍋監督は練習への参加を要請した。
「最終メンバーに選ぶかもしれへんし」
その冗談は半分本気だったのかもしれない。
苦笑いを浮かべつつ、ゲーム練習の相手チームに入った吉原さん。
後衛だけではあったが、現役選手のスパイクを何本もレシーブ。
必死にボールに喰らいつく姿は当時の情熱そのものだった。

「私たちの時はオリンピックに出ることが第一だったけど、
今のチームは1位通過が目標で、本番でメダルを狙っている。
温度差をなくし、最終予選を経験しているメンバーはそれを生かして、
 若い選手は怖いもの知らずといった思いで頑張ってほしい」
 
今の選手達のプレーを実体験し、
その成長ぶりを肌で確かめた吉原さんの表情は、充実感に溢れていた。