現場レポート Report

20200322(日)

1月19日よりスタートした日曜劇場「テセウスの船」も、ついに最終回を迎えてしまいました。
思い返せば、クランクインは昨年の11月中旬のこと…。それから、クランクアップを迎えたのは、約4か月後となるつい先日、3月19日でした。
その間、座長を務める竹内涼真さんをはじめ、鈴木亮平さん、榮倉奈々さん、上野樹里さん、そのほかたくさんのキャストが全霊を込めて、それぞれのキャラクターに息吹を吹き込み、そして、スタッフ一同が力を合わせることで、視聴者のみなさんを毎週魅了する物語が紡がれていきました。

さて、今回の現場レポートでは、出演者が撮了を迎えた様子を紹介したいと思いますが、俳優部を代表して、竹内涼真さん、鈴木亮平さん、榮倉奈々さん、上野樹里さんら4名の現場の様子と、撮了コメントを紹介したいと思います。

まず、メインキャスト4名の中で最初に撮了を迎えたのが、榮倉奈々さんでした。最後の撮影となったのは、第10話で心さんと和子さんが文吾さんと接見するシーンでした。

「このシーンを持ちまして榮倉奈々さんがクランクアップです!」
とスタッフのコールに拍手が起こる中、竹内さんが花束をプレゼント。榮倉さんの撮了を祝して竹内さんがハグをすると、
「俺の和子に抱きつくな〜!」
との言葉で笑いを誘いながら、鈴木さんも榮倉さんとハグを♪

「奈々ロスになっちゃうぞ〜」という言葉であいさつを始めた榮倉さん、

「何を言えばいいんだろ、考えておけばよかった…。ただ、忘れられないことが、人生で初めて、おばさんって言われたことです(笑)。この作品に携わることができて、とてもうれしかったです。もしこのドラマに出演していなくても、きっと観ていただろうし、また違う和子さんを見てみたい気もします。
みなさんと一緒に時間を過ごすことができて、本当に楽しかったです。ありがとうございました!」

とのコメントを残して撮影現場を後にされました。

写真

榮倉さんがいなくなったスタジオに残った竹内さん&鈴木さん、
「なんだか寂しいな…、なにか撮影で撮り残していることないかな(笑)」
と竹内さんが言うと、
「新潟ロケとかね!」
と乗っかってくる鈴木さんがいらっしゃいました♪

榮倉さんの次に撮了を迎えたのが、上野樹里さんでした。
最後の撮影となったのが最終回のラスト、佐野家の集まりへ向かう心さん&由紀さんのシーンでした。
このシーンの撮影は、にぎやかな街としても知られる東京は町田市の駅そばの商店街で撮影が行われましたが、実は、竹内さんは町田が地元だそうで、
「なんだか変な感じ! 24年間、この町で過ごしていたからな…」
と、地元の町でのロケ撮影に、不思議な感覚を覚えていた竹内さんです。

そんな竹内さんと演じる心さんと、上野さん演じる由紀さんの“手つなぎシーン”も程なく終了し、

写真

上野樹里さんが撮了を迎えました!

「なんだか、もう終わっちゃいましたね。物語の中盤には濃いシーンもあったりして、もう少し撮影していたいな…と思っていましたが、幸せな形で最後を締めくくれました。心さんと由紀が、いちばん良い形で出会えたので、本当に良かったと思います。
いろんな要素が詰まっている作品で、たくさんの方に観ていただけて嬉しく思っています」

とのコメントを最後に撮影現場を後にされました。

そして、上野さんの撮了から2日後…、

写真

最後の撮影現場となったのが、風光明媚な景色が広がる新潟県のとあるところ。
竹内さんと鈴木さんが揃って撮了を迎えました!!

写真

まずは鈴木さんから、撮了を迎えたあいさつをいただきます。

「新潟に始まり新潟に終わるという撮影でした。前日の夜は、スタッフのみなさんと食事もできまして、新潟を最後に持ってきたのは、このためかと思いました(笑)。
こんなに反響のあるドラマに出させていただき、テレビドラマの力って本当にすごいんだなと、あらためて感じました。東元先生の原作の素晴らしさもありますが、それをドラマという形に落とし込んでいただいたことも凄いと思います。
そして、我々俳優部を引っ張ってくれた竹内涼真! 責任感も強い男なので、本当にいろんなものを抱えていたと思います。俺からひと言、よくやった! と言わせていただきます。これからの竹内涼真が楽しみで仕方ありません」

とあいさつした鈴木さん、
「最後に、例のやつをやった方がいいんじゃないですか? みなさんもやりたかったんじゃないですか! 本当にやれんのか!?」
とスタッフたちをあおると、劇中でも評判だったアントニオ猪木さんの、例の掛け声でシメを!!
「イチ、ニイ、サン、ダァ〜〜〜ッ!!!」
と鈴木さんが現場の空気を2度ほど上昇させたところで、座長・竹内さんにバトンタッチです。「終わったぞ〜!」と一声を上げた竹内さん、

「まずは、誰一人欠けずに、病気やけがなどなく、撮影が終わることができて、まず嬉しいです。プレッシャーもいろいろありましたし、いろんなものを背負う役でもありましたが、スタッフのチームワークに支えられながら、気が付いたらもう最終回が来ちゃったという感じです。ここまで来ると、キツさよりも楽しさの方が勝っていて、とても気持ちよく撮影に臨むことができました。
中盤、いろいろとキツいこともありましたが、結果として、最強のチームになれたんじゃないかと思っています。みんなのことが大好きです! 本当にありがとうございました!」

スタッフから大きな拍手が起こる中、
「心さんの猪木を見たい!」
と鈴木さんが言うと、即、
「みんないけるのか〜〜〜っ!」
と鈴木さんのリクエストに応える竹内さんです♪
そして、竹内さん&鈴木さん、スタッフ一同が声を張り上げ、

「イチ、ニイ、サン、ダァ〜〜〜ッ!!!」

写真

果たして、広い空の下、竹内組・チームテセウスは盛大な盛り上がりで、すべての撮影を終えることができました。

あらためまして、日曜劇場「テセウスの船」を最後までお楽しみいただき、ありがとうございました!!!

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