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展示構成
エピローグ
11世紀末、それまで繁栄していた中期シカン文化が、なぜ突然歴史という舞台から退場したのだろうか。ここでは滅亡と、それを乗り越える文化の連続性について語る。11世紀末、この地を干ばつと大雨が繰り返し襲い、飢饉と洪水が蔓延したという。作物の豊穣を保証していた王権や宗教は人々の信頼を失い、中期シカン文化は急速に衰えていった。しかし人々はその地にとどまり、次の文化を創り出した。彼らは何を継承し、何を捨て去ったのか? 私たちはシカン文化の興隆から滅亡に至るプロセスに、人類の普遍性と多様性をみることになる。
ミゲール・ムヒカ・ガヨ財団/黄金博物館蔵
11世紀 撮影:義井 豊
ミゲール・ムヒカ・ガヨ財団/黄金博物館蔵
11世紀 撮影:義井 豊
<考古学の現場を、3Dでナチュラルに再現!>
(注)会場によっては立体視での上映が出来ない場合があります。
予めご了承ください。
島田泉教授が挑んだシカン遺跡調査は実に30年、そしてカメラが捉えた20年の記録。古代アンデス史を塗り替える歴史的瞬間の映像が最新技術を用いて立体化され、まるで発掘現場にいるような臨場感が再現されます。また、CGで再現されたロロ神殿や墓室も立体映像としてよみがえり、埋葬品や埋葬者が自の前にあらわれます。過去の貴重な映像やCGを、自然な奥行き感で表現することを目指した30シアターです。 本シアターの監修には、日本を代表する立体映像の研究者である早稲田大学の河合隆史教授と、映画監督で特にハイビジョン映像作家としては世界的な先駆者である早稲田大学の安藤紘平教授をむかえ、ナチュラルな中にも驚きを体験 いただける新感覚の立体シアターを目指します。
まるで発掘現場にいるかのような自然な立体感と奥行き感のある映像が映し出されます