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第2話のあらすじ

日曜劇場「流星ワゴン」:最終回 2015年3月22日 日曜よる9時〜放送

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#2

2015.1.25 onair


 再びワゴンに乗った一雄(西島秀俊)忠雄(香川照之)が次に辿りついたのは、一雄の勤めていた会社の取引先「タカラベ電機」会長の葬儀会場だった。そこに、一雄の上司・藤木常務(木下ほうか)が現われる。後に一雄のリストラを決める張本人だ。この日行われる精進落としが、実は常務一派の決起集会であったことを憶えていた一雄は、常務に取り入るため、本来断っていたその会に参加することにする。
 しかし、こちらを見下す常務の態度に機嫌を損ねた忠雄は、踵を返して一雄の家へ。一雄はしぶしぶ追いかけるが、その道中で美代子(井川遥)広樹(横山幸汰)の姿を見かける。2人は捨て犬を抱いていた。「お父さんに相談してみたら?」美代子が勧めても、広樹は首を横に振る。一雄はこれまで、動物を飼うことを許さなかったからだ。後ろ髪を引かれながらも、広樹は子犬を元いた場所へ帰す。
「どうせダメだよ…」

 捨て犬のことも、広樹の思いも、全く知らなかった一雄。ワゴンに乗らなければきっと気付くことは無かっただろう。本当にやり直さなければいけないのは、精進落としよりも、こっちなのではないか? そんな考えが一雄と忠雄の頭をよぎる。
 一雄が忠雄を連れて家に帰るが、広樹は忠雄のことを全く覚えていなかった。だが忠雄に促された広樹は、犬を飼いたいと一雄に頼む。しかし一雄は返事を迷う。一雄には、犬にまつわる少年時代の辛い記憶があるのた。そしてその出来事は、忠雄が深く関わるものだった…。

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