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Vol.19 三朗と野々村の屋上シーン!!

『猟奇的な彼女』5回戦はいかがでしたか?

「彼女にとってあなたは昨日の人ではありません。今、彼女にとってあなたは明日の人です。明日になれば、きっと会えるかもしれない、そういう人です。もう一度、笑顔で会うことだと思います」
三朗の想い、凛子の想い、野々村の想いとは逆に、運命は残酷にもふたりを引き裂いてしまった5回戦。

三朗と野々村の屋上シーンは2月26日(火)、風の強い午後に行われました。
お二人が“三朗と野々村”として顔を合わせるのが“初”ということもあり、少し緊張高い様子。草彅さんと市川さんは、撮影前に土井監督と丹念に打ち合わせをしていました。
このシーンは、三朗と凛子のハイテンションの掛け合いとは違い、三朗と野々村がお互いに凛子を想う気持ちを伝えるシリアスなもの。動きよりも会話で見せていくシーンのため、撮影の合間も草彅さんと市川さんは、それぞれにセリフをつぶやいてイメージしている様子。そして、草彅さんも市川さんも疑問を感じると、土井監督にすぐさま相談。「“あなたが今すべきことは、彼女が今すべきことは、忘れることなんかじゃなくて…”の部分は、もっと感情的な方がいいですか?」と草彅さん。「そうだね。凛子のことを想ってテンションが上がっていく感じがいいね」と土井監督。こんな風にして、ひとつひとつのセリフを大切に撮影は進められました。
シリアスなシーンとは裏腹に、お借りした屋上は強風吹き荒れる異常な天候!!風でカメラや機材などが揺れないようにスタッフが毛布を持ち、風を必死で防いでいる状態。そんな中、スタッフの中に風を忘れさせるような展開が!!本番中、台本には“三朗、涙を流す”というト書きはなかったのですが、草彅さん…いや三朗がポロポロと涙を…。凛子を想う三朗の気持ちが草彅さんに乗り移ったかのようで、その姿にスタッフの瞳もウルウル。草彅さんと市川さんの迫真の演技に、スタッフ一同がより一層身を引き締めた瞬間でもありました。
三朗と野々村のシーンはいかがでしたか?感想は“掲示板”にてお待ちしております。

凛子と野々村の会話を聞くことは出来ませんでしたが、野々村を亡くした今、凛子は?三朗は?
『猟奇的な彼女』6回戦もお楽しみに。

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