2007年4月9日〜9月17日(全23話

あらすじ:

第 1234567891011121314151617181920212223 話

第21話:
『おとぼけ主従の珍道中』/白石(2007年9月3日放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は、紙作りで名高い白石(しろいし)に着いた。老公は紙漉きの工夫をしながら新しい紙を作ろうと研究を重ねる職人の佐久間鹿之介(溝呂木賢)に感心する。鹿之介は元は武士だが、父親が不始末をおこし、現在は浪人となって紙作りに専念している。
 その頃、仙台藩の藩史を編纂するための史料を探している、下河原与一郎(山田吾一)が下僕の峯蔵(赤塚真人)を伴って白石を訪れていた。下河原は紙に関する書類を調べながらその一部が欠けていることに気付いた。実は紙奉行の島貫宗兵衛(河原崎次郎)が紙問屋の河津屋平助(和崎俊哉)と結託して紙を横流しし、私腹を肥やしていたのである。
 さて、十五年前に養子に出した息子を密かに探していた峯蔵は、鹿之介がその息子であることを知る。鹿之介が元気でいることを喜びながらも、自分が父親だと名乗ることは、はばかられるのであった。一方、紙の売買で不正が行なわれているとにらんでいる鹿之介は、下河原に詳しく調べてもらうよう峯蔵に頼む。
 悪事が露見することを恐れた島貫は下河原と峯蔵、鹿之介を捕らえ、まとめて始末しようとするのだったが…


第22話:
『嘘から出た真ごころ』/二本松(2007年9月10日放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は二本松へ。この辺りは鬼婆の伝説の話が語り継がれる土地だ。一行は伝説に出てくるような、さびれはてた旅籠に宿を取る。
 宿は女主人のお松(野川由美子)が切り盛りしており、風来坊の捨吉(森脇健児)が仕事を手伝っている。
 その宿を明け渡すようやくざ者の権蔵(中田博久)が、お松にしつこく迫る。実は最近、宿の近くで温泉が発見され、材木問屋の宝来屋甚兵衛(二瓶鮫一)が、お松を追い出した後、温泉宿を作って儲けようと企んでいたのだ。宝来屋の後には代官の稲村主膳(原口剛)が付いており、権蔵は嫌がらせを繰り返す。
 捨吉は権蔵からお松を守ろうと抵抗するが、権蔵の子分たちには歯が立たない。捨吉が傷つけられるのを見て、お松は心が揺れる。
 ところが実は、捨吉は、お松を懐柔させるために宝来屋が宿に送り込んだ男だった。お松の情に訴えて宿を明け渡すようし向ける魂胆だ。
 だが、親身になって捨吉の体を心配するお松の真心に触れ、捨吉は次第に自分の嘘を恥じ、お松のことを母親のように思うようになるのだが…


第23話/最終回:
『消えた水戸の若君!次期将軍を狙った野望』/水戸・江戸(2007年9月17日放送)

 世直し旅から戻った老公(里見浩太朗)は、西山荘で大日本史編纂に取り組んでいた。そこへ、老公の息子で水戸藩主の綱条(つなえだ・国広富之)とその嫡子・吉孚(よしのぶ・小川拓哉)の親子関係が上手くいっていないという知らせが、江戸藩邸から届く。綱条は息子には文武に優れた大名になって欲しいと願っているが、吉孚は植物学などの学問に興味があり、武術の鍛錬に身が入らない。言い争いの絶えない二人に、江戸詰めの藩士たちが困惑しているようだ。
 胸騒ぎを覚えた老公は、助さん(原田龍二)、格さん(合田雅吏)と共に江戸へ向かう。その頃、吉孚は儒学者・木下露庵(萩原流行)とその妹・早苗(宮本真希)にそそのかされて藩邸を抜け出していた。実は露庵と早苗は、徳川御三家の一つ紀州家に仕える根来衆の忍者であった。吉孚はそのまま露庵のもとに軟禁される。
 行方不明になった吉孚を江戸の藩士たちが必死に捜索するが手掛かりがつかめない。老公の依頼を受け、弥七(内藤剛志)が調べたところ、根来衆が動いていることと、紀州家の重役が後で手を引いていることが分かった。江戸の豪商・紀伊国屋文左衛門(中村敦夫)も不穏な動きを見せる。次第に次期将軍の座を狙う陰謀が密かに進められていることが判明する。吉孚は、その企みの邪魔になる老公と綱条の動きを封じるために誘拐されたのである。
 江戸城の地下深くに掘られた秘密の通路を使い、吉孚救出に向かう老公。悪事を暴くことはできるのか…



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