2007年4月9日〜9月17日(全23話

あらすじ:

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第6話:
『家族涙の隠し金山』/佐渡(2007年5月14日放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は越後寺泊から佐渡へ向かう。一行は寺泊の港で行方不明の父親を探しているという、お幸(おこう・水橋貴己)とその妹・お峯(斎藤千晃)、弟・太吉(戸島俊季)の三人と知り合った。三人の父親・留吉(佐川満男)は、四ヵ月前に佐渡へ行くと書き置きをして家を出て以来、帰ってこない。役人の目をごまかすために、旅芸人の一座を装っている三人に合わせ、老公たちも芸人のふりをして海を渡る。
 その頃、留吉は佐渡の金山にいた。留吉は、半年働けば大金が手に入るという甘い誘いを信じていたが、実は佐渡奉行所留守居役の室戸清左衛門(成瀬正孝)が、隠し金山を開発し、私腹を肥やしていたのである。しかも金を掘り出した後は、留吉たちを坑道に埋め、殺してしまう魂胆だ。
 金山の秘密の抜け道を知る留吉は、しばしば山を下りて息抜きをしていたが、たまたま入った芝居小屋で、お幸たちが芸をしている姿を見て驚いた。留吉は大金を持って帰るので安心して待っていろと子どもたちに言い残し、金山に戻る。
 老公はお娟(由美かおる)と鬼若(照英)、アキ(斉藤晶)の調べで室戸の悪巧みを知る。助三郎(原田龍二)と格之進(合田雅吏)は無宿人を装って金山に忍び込み、留吉たちの救出に向かう。  だが時すでに遅し。室戸の手下は坑道に男たちを閉じ込め、大量に仕掛けた爆薬の導火線に火を点けた!


第7話:
『家族を捨てた母の愛』/鶴岡(2007年5月21日放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は絵ろうそく作りが盛んな鶴岡へ。一行は名人とうたわれた、ろうそく職人のおきぬ(藤真利子)と出会う。おきぬは亭主の重吉(じゅうきち・稲健二)と共に仕事をしていたが、自分の腕を過信して八年前に家を出てしまっていた。おきぬは、最近重吉が死んだと噂を聞き、帰ってきたのである。
 せめて線香をあげたいと願うおきぬだが、母のかつての仕打ちを恨んでいる息子の和吉(かずきち・冨田翔)は、それを激しく断った。和吉の妹おはな(高田彩香)は二人の不仲に心を痛める。
 ところで鶴岡では毎年、絵ろうそくを将軍様に献上していた。これまでは重吉が一手に引き受けていた献上ろうそくだが、今年からは家老が検分して品を決めることになった。和吉も懸命に工夫を考えるが、知恵が浮ばず悩んでいる。
 米問屋の山室屋源兵衛(伊藤高)は、献上ろうそくを手始めに様々な仕事を独占し、鶴岡の商売を牛耳ろうと企んでいた。山室屋は勘定奉行の矢野庄太郎(石田登星)と手を結び、悪事を企てている。
 山室屋は実績のあるおきぬに仕事を依頼する。意外にもおきぬはそれを引き受け、献上ろうそくの品定めには、おきぬと和吉のたった二人が出品することになった。老公は、おきぬが心に何かを秘めているに違いないと見抜いていた。
 絵柄の工夫が定まらず、なす術のない和吉だが、情け容赦のないおきぬの言葉の中に光明を見出し、一心不乱にろうそくを仕上げるのだった。
 そして品定めの日。息をのむ一同の前で、二人のろうそくが披露されるのだが…


第8話:
『嘘泣き父子の二人旅』/久保田(2007年5月28日放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は久保田へ。老公は旅の薬売り、秀次(ひでじ・うじきつよし)と息子・正吉(まさきち・篠田拓馬)と知り合った。二人はさっぱり薬が売れず、正吉は空腹で泣き出してしまう。哀れに思った老公は秀次から薬を買うが、実は二人は本当の父子ではない。
 旅の途中、無宿者の秀次と親のいない正吉がふとしたことで出会った。二人は父子のふりをして正吉の嘘泣きで人々の情けにすがり、ここまで旅を続けてきたのである。
 秀次と正吉は親切な飯屋の女・お豊(とよ・大場久美子)の家にやっかいになる。二人を父子と信じ込んだお豊は、正吉に献身的な愛情を注ぐ。
 ところで、秀次は土地のやくざ者・泰蔵(やすぞう・草薙良一)にうまい話があると声をかけられ、盗人の手伝いをさせられる。
 一方、正吉は物産問屋・大黒屋忠兵衛(堀内正美)とその妻、お清(三浦リカ)と出会う。子どものいない大黒屋夫婦は、利発な正吉を我が子のように可愛がる。
 さて、久保田では物産問屋の真砂屋(黒部進)が、町奉行の芹沢徳右衛門(常泉忠通)に取り入って、久保田の商いを独り占めしようと企んでいた。真砂屋と芹沢にとっては大店の大黒屋が目障りだ。
 芹沢は泰蔵を使って大黒屋を始末するよう真砂屋に悪知恵を授ける。泰蔵はあと腐れなく使える秀次に目を付け、大金が手に入るとそそのかし、秀次に大黒屋を殺すよう命じる。
 大黒屋を付け狙い隙をうかがう秀次だったが、当の大黒屋が正吉を可愛がっていることを知り驚いた。しかし、泰蔵を裏切れば、たちまち自分が命を殺される… 秀次は途方にくれる。
 秀次はついに大黒屋に正吉を養子にしてくれるよう頼み込み、こっそりと逃げ出そうとするが…


第9話:
『異国の娘が抱いた謎』/男鹿(2007年6月4日放送)

 水戸老公(里見浩太朗)一行は、なまはげで有名な男鹿に着いた。一行は土地の漁師・峰吉(林征生)と妹のたえ(加賀美早紀)と知り合い、二人の家に投宿する。老公は二人が家の一室に謎の娘・小夜(チェン・チュー)をかくまっていることを知る。
 小夜は日本語が達者で会話に不自由はないが、記憶をなくしている。峰吉が漁に出た時、遭難していたところを助けたというが、異国の人間を見つけたら役所に届けるのが決まりで、隠しておくことは重罪だ。
 その頃、男鹿の海には黒鯱(くろしゃち)という頭目が率いる海賊が出没していた。黒鯱一味は、金品だけでなく人の命も奪う残虐な犯行で恐れられていた。
 廻船問屋、北海屋(隆大介)の船も襲撃され被害を受ける。だが、お娟(由美かおる)たちの調べで、北海屋とは黒鯱が世を忍ぶ仮の姿で、黒鯱は郡奉行の橘倉之助(浜田晃)と手を結び、悪事を重ねていたことが分かる。
 老公は小夜が乗っていた船も海賊に襲われたのではないかと、推理を働かせる。記憶を戻そうと船で沖に漕ぎ出すが、成果を得ることはできなかった。
 老公がにらんだとおり、小夜は本当の名は明鈴(メイリン)という。父親と共に清国から日本へ向かう途中黒鯱に襲撃され、父親は殺されたのであった。
 一方、黒鯱は死んだと思っていた小夜が生きていることを知る。小夜の記憶が戻れば自分たちの悪事が露見する。橘と黒鯱は小夜と峰吉を捕らえ、始末しようとする。
 鬼若とアキがなまはげに扮装し、悪を懲らしめる…


第10話:
『死ぬな!風の鬼若!!』/能代(2007年6月11日放送)

 能代(のしろ)に着いた水戸老公(里見浩太朗)一行。老公は秋田杉の見事な山林をながめ感心する。山と杉の世話をしているのはアキ(斉藤晶)の母方の祖父、半右衛門(綿引勝彦)である。伊賀の忍びであった半右衛門だが、人柄を見込まれ今は忍びの手下たちと共に山守りとして暮らしている。
 半右衛門との面会を楽しみにしていたアキだが、半右衛門は見回りに入った山中で何者かに襲われ、死体となって発見された。半右衛門が最も信頼する五郎太(清水宏次朗)は、柘植の抜け忍、甚内(須藤雅宏)の仕業に違いないと悔しそうに語る。
 最近、山では秋田杉を守るため、立ち入りが厳しくなっていた。一方、山に入った人々が帰ってこないという事件も頻発していたという。
 半右衛門の仇を討とうと血気にはやるアキは、冷静になるよう諭す鬼若(照英)に反発する。それでも、鬼若とアキは五郎太と共に山の探索に入り、違法な伐採が行なわれていることを知る。鬼若はアキのお守りになるようにと心を込めて仏像を彫る。
 老公は、旅の商人を装って山を管理する奉行、笠原典膳(亀石征一郎)に接近する。老公は、笠原と材木商の潮北屋善兵衛(小沢象)が手を結び、杉を横流しするために捕らえた人々を使って密かに伐採を行っていることを知る。だが老公は笠原に言動を怪しまれ、捕らわれの身となってしまう。
 山中に潜入したお娟(由美かおる)も襲われ深手を負った。その時、アキの危機を察した鳴神の夜叉王丸(山口馬木也)が現われ、救いの手を差し伸べる。
 伊賀と柘植の忍びが入り乱れ、最後の激闘が繰り広げられる。アキと鬼若、最大の危機!
 鬼若は身を挺してアキを守る。だが、意外な人物が二人に狙いを定めて短銃の引き金を引く。山中にこだまする銃声。その時、鬼若は…



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