1998年2月9日〜8月17日(全26話

あらすじ:

第 1234567891011121314151617181920212223242526 話

第21話(1998年7月6日放送)

 藩重役の若い侍、乾辰之介(円谷浩)はその証拠をつかもうと調べていたが、味村たちに知られるところとなり、刺客の黒部(石倉英彦)に襲われる。そこに一行が通りかかり、助さん(あおい輝彦)、格さん(伊吹吾朗)が辰之介を助けた。一行は、辰之介の家に投宿する。
 丹後縮緬を扱う「丹波屋」のおかみ、お喜多(北林早苗)は娘のおるい(松本友里)を大身の武家に嫁がせたいと願い、大江屋に仲介を頼んでいた。お喜多はそのために大江屋に大金を渡していた。丹波屋にはもう一人、おゆき(越智静香)という娘がいたが、おゆきはお喜多とは血がつながっておらず、お喜多、おるいはおゆきにはつらく当たっていた。  ところで、辰之介には許婚がいたのだが、一年前に急な病で死んでしまっていた。味村は、辰之介に縁談を紹介することで、辰之介を懐柔しようと企んだ。おるいを辰之介の嫁にと考えたが、辰之介は首を縦には振らない。
 一方、おゆきが死んだ許婚に似て、器量も性格もいいことを知った辰之介の用人、松岡千太夫(庄司永建)は、おゆきを辰之介に勧める。辰之介もおゆきを気に入った。そのことを知った味村は丹波屋の家族たちを人質に取り、辰之介を誘き出して、殺そうと企てるが…。


第22話(1998年7月13日放送)

 黄門様(佐野浅夫)一行は姫路へ着いた。一行は心細そうな一人旅の少年、万吉(塩賀純平)と出会い道連れとなる。万吉は両親と一緒に、父・千太郎(宮崎達也)の実家を訪ねる旅をしていたが、母・おしほ(藤井佳代子)の具合が悪くなったため一人で網干まで行くのだという。
 万吉の祖父、百兵衛(土屋嘉男)はこの辺りをまとめる庄屋をしていた。黄門様が万吉を連れて行くと、百兵衛は万吉の顔を満足に見ず、自分の孫ではないと素っ気ない。実は、百兵衛は千太郎とおしほの結婚を認めてはおらず、わだかまりが残っていたのである。
 さて、この辺りは魚吹(うすき)八幡の祭りが盛大に行われることで有名で、今年は百兵衛たちが祭りを取り仕切ることになっていた。百兵衛は人々に指示して準備を進めている。
 しかし、新しく赴任した代官の横槍で、急に他の領地が祭りを仕切ることになった。新代官・松方儀太夫(山下洵一郎)は、直参旗本である身分を笠に着て、祭りを自分の私腹を肥やすために利用しようという魂胆だ。商人の佐原屋(平松慎吾)と土地のやくざ者・岩松(有川正治)も一緒に甘い汁を吸おうと企んでいる。
 だが、長く続いている祭りのしきたりを破ることは、人々の反感を買う。百兵衛たちも猛反対だ。松方は百兵衛たちが謀反を企んだとでっち上げて捕え、強引に執り行おうとするのだが…。


第23話(1998年7月20日放送)

 黄門様(佐野浅夫)一行は京都へ着いた。一行は熱心に街を写生するおぬい(坂上香織)と知り合った。おぬいは扇に絵を描く上絵師になるため、修業中だという。
 おぬいの絵に感心していると、小次郎(堤大二郎)という若い侍が駆け寄ってきた。小次郎は数人の侍に追われていた。 助さん(あおい輝彦)、格さん(伊吹吾朗)が侍たちを蹴散らしている間に、小次郎とおぬいは姿を消してしまった。
 実は、小次郎は備中松山藩の藩主水谷勝安の弟で、病に倒れた兄に代わって政務に当たるよう期待されていた。だが、堅苦しいことの苦手な小次郎は後を継ぐことを嫌って逃げ出したのだ。
 そこに悪がつけ込んだ。国家老の大野頼母(高桐眞)は小次郎を亡き者にし、藩の実権を握ろうと企んだ。大野の息の掛かった山根平蔵(岩尾正隆)たちは小次郎を殺そうと狙っていた。小次郎を藩主にしたい、神山監物(峰祐介)と前島軍兵衛(小野進也)たちも小次郎を探している。
 ところで小次郎は、おぬいに連れられ京都を見物して回る。おぬいの父・宗平(須永克彦)に絵を褒められた小次郎は、宗平の手ほどきを受け、扇の絵に取り組んでいる。熱心な小次郎におぬいも好意を寄せる。
 さて、小次郎の居場所を知った山根たちは、おぬいを捕らえ小次郎を招き出そうとするのだが…。


第24話(1998年8月3日放送)

 京都を後にした黄門様(佐野浅夫)一行は関の宿場に着いた。関は千軒鍛冶屋が名所と言われるように、鋼を鍛える鎚の音が響き賑やかだ。
 有名な関の孫六の血を引いた名人がいると聞き、黄門様は仕事場を訪ねることを楽しみにしていた。だが、その名人六平(浜畑賢吉)は気がのらないと仕事をしないという変わり者で、家もあれ放題。八兵衛(高橋元太郎)や助さん(あおい輝彦)、格さん(伊吹吾朗)が掃除をさせられる羽目に。
 さて、加賀百万石前田藩の家臣、田川新左衛門(高岡健二)が六平を訪ねて来た。若君の祝いの刀を打って欲しいという依頼に、六平は首を縦には振らない。
 家老の大星内膳(川辺久造)の命で動いている新左衛門も、そのままでは引き下がれない。翌日は三百両もの大金を持ってまた訪ねて来た。引き受けてもらえなければ腹を斬ると新左衛門。
 仕方ないので六平は大星に会ってから決めると折れた。刀の目利き自慢の大星だったが、持っていた名刀がほんのなまくら刀と六平に見破られ驚いた。
 六平は、若君と大星の刀を作ることを約束する。やはり孫六の血を引く助次郎(片桐光洋)も母親のおその(白川和子)の強い要望で仕事を手伝うことになった。だが、焼き入れに使う湯の温度は秘中の秘。助次郎にも教えることの出来ない大切な秘密だ。だが、その温度を黄門様がそうとは知らずに知ってしまった。
 六平は黄門様の命をもらうか、温度を知った右手を斬り落とすと、恐ろしい形相で迫るが…。


第25話(1998年8月10日放送)

 黄門様(佐野浅夫)一行は諏訪に着いた。諏訪大社に参詣する黄門様たちと別れ、助さん(あおい輝彦)と八兵衛(高橋元太郎)が宿探し。助さんの目に泊まった「花菱」はおかみのお篠(水野久美)が厳格で、行儀の悪い八兵衛がお篠の機嫌を損ね、追い出されてしまった。
 次に八兵衛が選んだ「蔦屋」は料理もまずく、部屋も汚い。その上肝心の温泉も出ない最悪の宿だった。主人の鬼政(重久剛一)とおかみのおせき(野平ゆき)から特別の楽しみがある、との誘いに泊まることになるが、楽しみとはいかさま賭博で、黄門様は有り金をすっかり巻き上げられてしまった。
 一方、お銀(由美かおる)、飛猿(野村将希)は、お美代(寺田千穂)、お君(内泉朱賀・うちいずみあやか)の母子連れと知り合った。お美代はお篠の娘で、十年前に駆け落ちして勘当されていた。お篠の姿を一目見ようと諏訪に戻ってきたのだが、対面する勇気がない。不憫に思ったお銀は親子の名乗りをさせようと世話をやく。
 さて、鬼政は町奉行の臼坂左近(北町嘉朗)と結託して、「花菱」の乗っ取りを企てる。だが、「花菱」は藩主から鑑札を下された由緒ある宿。お篠は策略にだまされない。お美代が諏訪に戻っていることを知った鬼政は、お美代に罠を仕掛け、お篠を窮地に追い込むのだが…。


第26話:最終回(1998年8月17日放送)

 黄門様(佐野浅夫)一行は足利に向かった。この地は将軍綱吉(長谷川哲夫)とその母にも縁の深い土地で、黄門様も訪れることを楽しみにしていた。だが、ここにも悪人がはびこっていた。
 このあたりでは白絹織りが盛んに行われていたが、新しく赴任した足利陣代の倉塚重太夫(鹿内孝)は人々から過酷に織物を搾取している。朝から晩まで働いても倉塚の要求には追い付かないほどだ。
 織元「福屋」の貞二郎(浜田光夫)おりえ(三浦リカ)夫婦は苦しむ人々の様子を見て、心を痛めている。その上で夫婦は、足利の織物をさらに価値のある産物にしようと密かに努力を続けている。その姿に黄門様は心を打たれた。  しかし、倉塚の要求は厳しくなるばかり。貞二郎とおりえはついに江戸の重役、藤代次郎兵衛(西山辰夫)に直訴する決心を固める。黄門様の知恵のおかげで厳重な警戒を潜り抜け、夫婦は江戸へ向かう。
 一方、弥七(中谷一郎)お銀(由美かおる)飛猿(野村将希)の活躍で、倉塚が物産問屋、丹後屋(玉生司朗)と結託して、足利の白絹を丹後の名産と偽ってさばき、莫大な儲けを上げていることが分かった。黄門様一行も貞二郎たちを護って江戸に到着する。
 倉塚一味は黄門様たちを公儀隠密と睨んだ。事が公になってはまずい一味は罠を仕掛け、貞二郎、おりえを誘き出そうとするが…。



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