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鈴木 昭平

Shohei Suzuki

メディアテクノロジー局 制作技術統括部 2013年入社
担当番組:
TM(ひるおび・サンデージャポン・金スマ・私が女優になる日など)
VE(CDTV Live Live、Astudio+、音楽の日、レコード大賞など)

Works

About my work

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音楽の日やレコード大賞など大型歌番組をVE(ビデオエンジニア)という職種を担当しています。VEは生放送や収録を安全に行うためのシステム構築や番組イメージに合わせた映像のトーン作りなど映像の品質管理を行っています。
 また番組TM(テクニカルマネージャー)として番組技術の仕切りや費用管理、クオリティ管理、技術スタッフ育成などのマネジメントも行います。
 このほかにもTBSスタジオの更新や新設工事なども担当し、十数年に1度、最新設備の導入なども行っています。
 写真はレコード大賞でLDと映像トーンの相談をしてるものと、中継車でオペレーションしてるものです。

Positive part of my work

制作技術統括部に所属する私は番組の技術スタッフとして働くこともあれば、番組TMとしての役割のときもあります。設備担当として数億円規模の発注や仕様指示をするため社外と向きあい、建設工事にも関与することもあります。
 また現場で便利だと思うものをメーカーと開発し番組運用まで一貫して提案することもあれば、赤坂のまちづくりなどの都市開発の一端を担うこともあります。
 番組を作る技術を中心に限りなく広がる領域すべてに関わることができ、アイデアを出すところから実運用までの様々な機会に携わることができるのは大きな魅力です。
「それイケてる?」と常に自問自答しながら妥協せず納得がいくものが出来上がったときの達成感は大きな財産です。

Negative part of my work

Positive Partにあるように業務が多岐に渡るため、ありとあらゆる分野の事情を把握する必要があり、言葉や認識を共通させることがとても難しいです。
相手の立場に立ちつつテレビ局としてのポリシーを主張するのはいつも苦戦します。
また僕自身社内ではまだまだ若年者なので業界を牽引する大人たちと会話をするにも説得力や会話の仕方、タイミングなど、いかに認めてもらうかは社会人としてもっと成長が必要なので日々精進しています。

Schedule of one day

9:00

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出社

少し早めに出社してメールチェックしたり考え事をしています。
まだ誰もいないデスクは意外とはかどります。

10:30

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部会

番組情報や各自の業務報告を共有しています。
リモートと対面のハイブリッド会議が増え、どこからでも会議に参加できるので効率的になった側面もあります。

12:00

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昼食

担当番組の弁当を食べました。
鳥久のお弁当は茶色くて美味しいです。

13:00

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スタジオ工事立ち合い

建設中のスタジオ内で工事進捗を確認しメーカーと打ち合わせ。

16:00

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TM担当番組収録立ち合い

TM(テクニカルマネージャー)として担当している番組の収録立ち合いトラブルがないか、技術的なクオリティに目を光らせます。

18:30

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退社

20時までに家につくので娘とお風呂に入って1日が終了。
30歳を過ぎて中性脂肪も気になるので夜な夜なランニングをすることも。

リモートワークで自宅から打ち合わせを行う1日もあれば、大型特番の時はタクシーで早朝5時に出社して何日も赤坂に泊まり込んでリハを続け本番を迎えるような日もあります。
積極的にリモートワークをしつつも、対面じゃないとできない仕事もあるので自分の裁量で業務量や時間の使い方をコントロールしています。
不規則な業務のこともありますが、その後平日にまとめて代休を取得してバランスをとることもできるのでオンとオフがはっきりした生活です!

Outside work

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day off

1歳半の娘との時間がメインです。趣味らしい趣味もないので車で行けるところまで行ってみたり、近くのショッピングモールや近くの公園などに散歩に行きます。好奇心旺盛な1歳半の活発さと体力に毎日ヘロヘロになりながらあっという間の家族との休日を過ごしています。

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college life

研究では大規模データの自動分類(クラスタリング)を応用してTwitterの文章解析の可視化を行っていました。もちろん研究だけでなくサークルはバスケ、隙さえあれば仲間と各地を車で旅行に出かけたり、友人にバドミントンを教わり地方の大会に出たり、朝まで麻雀をしたり、そのまま早朝からスノボに出かけたり、回転すしチェーン店のバイトで寿司提供記録を塗り替えたり、研究所のアシスタントとしてDNA解析したりと、見境のない一人暮らし大学生活を送っていました。
免許を取ってすぐに車を買ったのであちこち行ってました。
大学院の研究発表でオーストラリアのブリスベンの国際学会に行った際、ちょうど開催してたワールドカップ2012の日本戦を鑑賞したりしてました。

Message

入社当初ICT志望だったものの全く希望しない部署に配属され、自分が想像していたキャリアとは全く異なる社会人生活になっています。しかしそのおかげで、特定の技術の枠にとらわれない様々な機会に携われています。
現場仕事は大学で学んだ専門知識が直接生きることがほとんどありませんが、できないことや壁にぶつかったときにどうやって解決してきたか、努力の仕方、目の前のことに向き合う姿勢はとても生きます。
またこの仕事の大きな魅力のひとつは、旅行先で感動した風景や、その時楽しいと思ったくだらない会話や流行など、安直な感情や感性が仕事に直接生きるということろです。
「かっこいい」「ウケる」「ハラハラする」「感動する」を伝えるために人生経験をフルに生かせる仕事は他にないと思います。
自分の持つ専門知識や特別な経験だけが就活の武器ではないと思います。今TBSは放送の枠を超えたコンテンツ制作を目指しています。従来のテレビイメージを超えた未知の領域に向けて、就職してからもなお成長し続けることが大切だと思っています。
イケてるもの、一緒に作りましょう!

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