生田 史織
Shiori Ikuta
総合マーケティングラボ ビジネス戦略部 2017年入社
担当業務:5G、AI、xR、IPリモートプロダクションなどの新たなテクノロジーの調査・研究、新規技術の開発
Works
About my work
未来技術設計部で「開発班」と呼ばれるチームに所属し、様々な開発業務に携わっております。最近でいいますと、放送ファーストなリモート出演ツールの「TBS BELL」など、コロナ禍の番組撮影で出てきた課題から生まれたシステムの開発・運用に携わり、番組と連携しながら利用を広げています。また、スポーツ中継現場の機械を赤坂からフルコントロールするリモートプロダクションシステムや、ドラマ現場から本素材ではないサイズが軽いプロキシー素材を編集所に直接伝送し、本素材の運搬を待たずとも編集にとりかかれるようなシステムの開発などにも新しくチャレンジしています。
そんなこともあり、開発部署といっても番組と協力することが多いので、意外とPCと向き合うだけではなく現場でお仕事することも多いです。
さらに、興味のあることをとりあえずやってみる!精神で活動中の「Tech Design Lab(テックデザインラボ)」という有志団体にも所属し、ボリュメトリックビデオやxRなど今現在ホットな技術に日々触れ合っています。
Positive part of my work
とにかくやってみよう!と誰も否定的でないこと。
突き詰めていって方向性がマッチしないこともありますが、自分の興味を持ったことに夢中になれるので忙しくても楽しくて時間があっという間に過ぎて行きます。
また、社内の人から相談を受けやすい部署なので、現場技術の部署にいた時よりもより沢山の人と繋がりを持てていると感じます。周りに新しいこと、面白いこと好きな感度の高い人が多いので日々刺激を受けながら仕事しています。色んなものを見て、聴いて、感じてこんなにエンタメに溢れた職場で仕事をできているのが本当に贅沢だなといつも感じています。
Negative part of my work
現場から異動した当初は最新テクノロジーから置いてけぼりの浦島太郎状態で、毎日新しい単語などに目が回っていました。
ちゃんとした開発をした経験がなく、知らないことだらけの毎日でしたが1年たった今ではなんとか自分の力で企画したことを実現できるまでになりました!
また、開発は思った以上に1人で向き合う時間よりも周りの人と向き合う時間が多く、単なる技術の知識だけではなく、判断力や調整力などの人間力が必要だと感じることが多々あります。ただ、社内外問わず様々な人を相手にしたこのような密な経験はとても貴重なので、自分の成長に繋がっているなと感じながら日々学んでいます。
Schedule of one day
8:30
起床
基本的に10時始業(土日祝休み)の部署で、起きる時間はゆったりめです。コーヒーも入れられるお気に入りのウォーターサーバーでお水を飲んで目を覚まします。
10:00
始業
リモートでの打ち合わせなのでテレワークで自宅からの参加です。効率の良い働き方を考え実践していけるのも未来技術設計部の良いところです。
12:00
昼食
この日は家の近くの気になっていたインドカレー屋さんでランチ。普段はチームメンバーと赤坂ランチに行くことが多いです。ランチが終わったらそのままの足で午後出社。
14:00
実証実験
最近検証しているシステムの実験を行いました。部署や分野を超えて協力しながらアイデアを形にしていけるのがこの仕事の楽しいところです。実運用に向けて発展中!
17:00
開発
午後の空いた時間でNY支局と一緒に構築しているシステムの中身を作成。場所の制限なしに現場に必要な良いものを追い求めていけるのがIT分野の面白いところです。
19:00
退社
帰宅後は好きなバラエティの見逃し配信を見ながらお風呂に入るのが日課です。
開発部署といっても、テクノロジーの押し付けにならないかを常に意識しています。どんなに目新しく素晴らしいテクノロジーでも、それが見ている人の心を動かせなければ何も意味がありません。このテクノロジーによって誰が嬉しいのか、何のために実現するのか。向こう側の人たちへの想いを持ちながら開発をすることがテレビ局の技術者であることの意義だと思っています。
Outside work
day off
インドアとアウトドアのハイブリット型です。ひたすら家にこもって大好きなお笑いやバラエティを見たりすることもあれば、冬は同期とスノボに行ったりしてリフレッシュしています。最近はゴルフを始めたので猛練習中です。
また、美味しいご飯とビールが大好きで、近所で新しい飲み屋を探したり旅行先で食べ歩くことで気分転換しています。
college life
学生時代はひたすらテニスをし、友達と遊び、バイトばかりしていた普通の学生でした。専攻は情報工学で、データベースの研究室に大学院まで所属していました。これといって特別すごい研究をしていたわけではないのですが、今現在コンピュータサイエンスにアレルギーがないのはその頃の経験が多少は生きてるのではないかなと思います。
Message
私は就活生の時ひとつの軸として「1人の技術者として何かを成し遂げられる場所」を追い求めていました。その中で自分に合う会社はどこだろうと考えた時、やはり何か好きなものと関われることが大事なのではと漠然と思っていました。私は幼少期からテニスをしており、途中辞めたくなるほど苦い経験も沢山あったのですが、テニスのことは嫌いになれず今でもずっと続けています。それとは少し違うかもしれませんが、自分の仕事もそんなものでありたいと考えていました。そんな時、鍵っ子だった私の家族との唯一のコミュニケーションの場はテレビで、そんな大好きなテレビがいま衰退してると言われるのがなんだか悔しい!と思っていることに気がついたのがTBSを受けたきっかけでした。
就活の中で正解を追い求めるとどこかで辛くなると思います。選んだ道を正解にできるように、どんな場所に身を置くか、ワクワクできるか、そこにいればどんなことがあっても自分で正解にしていけるかが大事だと思います。向いてる向いてないだけじゃない、自分の中にある情熱と向き合って欲しいです。
もしみなさんの情熱がTBSに向いているのなら、ぜひ一緒に働きたいです!お待ちしています!