放送内容
今回は特別編。ナビゲーターの鈴木亮平が自ら、東京・上野の国立科学博物館に足を運び、専門家と共に人類と生命の進化の謎を世界遺産からひも解いていく。なぜ草食動物の一部は大型化したのか?クジラの祖先には足があった?!など知っているようで知らない動物たちの進化を紹介。放送では、国立科学博物館の展示物だけではなく、番組が29年間撮りためた世界遺産に暮らす動物達の映像も併せて紹介する。
7本の指を持つパンダ
実はジャイアントパンダは7本の指を持つ。パンダは、人間のように5本の指を回転させる事が出来ないため、物を掴むために、6本目と7本目の指を発達させ、生き残ったのだ。
ゾウの3倍!陸上最大の哺乳類
かつてカザフスタンの草原地帯には、現在の陸生哺乳類最大のアフリカゾウよりも、体重が3倍もある巨大な哺乳類が暮らしていた。見晴らしの良い草原では、天敵の肉食動物から隠れることができないため、草食動物の一部は巨大化する必要があったのだ。
まるでオオカミ?クジラの祖先とは
海の王者クジラ。最も大きいシロナガスクジラの全長は30m、体重はなんと150トンにも上る。そんなクジラの祖先は、意外にも全長わずか2mほどのオオカミのような動物であった。
人類と巨大生物
かつて人類は巨大生物と同じ時代を生きていた可能性がある。現在、中米や南米の森で暮らすナマケモノには、全長6mにもなる巨大な種類が存在した。真相は分かっていないが、そんな巨大なナマケモノを、人類が狩り尽くし、絶滅させたと考える研究者もいる。