放送内容
インドネシア「コモド国立公園」は、コモド島・リンチャ島・パダール島などの島々を含む広大な国立公園だ。この島周辺にのみ生息するのが絶滅危惧種・コモドオオトカゲ、通称“コモドドラゴン”。大きいものだと全長3m、体重は100kgを超える。島に彼らの天敵は生息しない。爬虫類が生態系の頂点という世界でも珍しいこの島でコモドドラゴンの生態に詳しく迫る。
毒を持つ!世界最大のオオトカゲ“コモドドラゴン”
コモド島周辺の島々にしか生息しない絶滅危惧種「コモドドラゴン」。彼らの1日はビーチでの日向ぼっこから始まる。変温動物のため朝体温を上げないと動き出せないのだ。一方で「毒」という恐ろしい武器を持ち、この島の頂点に君臨する最強の存在なのだ。
見たことのない絶景!ピンクビーチ
コモド国立公園の島の1つ「パダール島」。ここに広がるのがピンク色の砂浜の絶景!その秘密は、「赤い珊瑚」パイプオルガンコーラルと呼ばれる赤い珊瑚の破片などが白い砂に混じっているためピンクに見える。
コモドドラゴンと共存する村の伝説
コモド島には唯一の集落「コモド村」がある。現在2000人ほどが暮らしている村にはのんびりとくつろぐコモドドラゴンが。コモドドラゴンが家畜を襲って食べることもあるが、村人は手荒なことはしないという。そこには古くから「コモドドラゴンと人間は兄弟」という伝説が残るためだ。