放送アーカイブ

2024414日放送

屋久島 〜 鈴木亮平が登る!巨木と巨岩の島

放送内容

番組新ナビゲーターの鈴木亮平が自ら屋久島を取材した2週連続の特別編。後編は島を一望できる山の頂を目指す。旅のテーマは「山を登るにつれ変化する植生」を体感すること。標高1000m以上に広がる針葉樹林では、樹齢1000年を超える屋久杉の長寿のヒミツに迫り、標高1700m付近の「森林限界」と呼ばれる地帯では、厳しい環境を生き抜く植物たちの姿を目の当たりにする。そして標高約1800m、巨岩が転がる天空の世界へ!

樹齢1000年 屋久杉長寿のヒミツ

屋久島では、樹齢1000年以上の杉を屋久杉と呼ぶ。日本各地に自生する普通の杉の樹齢は概ね500年。屋久杉は倍以上長生きする。長寿のヒミツは、花崗岩が隆起してできた島の成り立ちにあった。

写真:放送内容

コケが育む巨木の森

標高1000m以上に広がる屋久杉の森は、霧に包まれ湿度が高い地域。その環境が育んだのが苔むした森である。分厚いコケの絨毯は土壌の代わり。コケに種が落ちるとそこから木々が芽吹く。そのため、屋久島ではコケに覆われた岩からも巨木が生えている。

写真:放送内容

白骨化した屋久杉

屋久島の標高1700m付近には、過酷な環境を物語る“白骨樹”と呼ばれる屋久杉が生えている。島の高地では、しばしば大型台風並みの暴風が吹き荒れる。強風によって樹皮が剥ぎ取られ、白くなった。

写真:放送内容

包丁で切ったような岩

屋久島の山頂付近には、花崗岩の巨岩がいくつも転がっている。中でもユニークなのが“トーフ岩”と呼ばれる奇岩。包丁で切ったような亀裂は、冬の厳しい寒さが生み出したものだった。

写真:放送内容

BACK TO PAGETOP