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20221016日放送

イシマンガリソ自然公園 〜 200kmの大砂丘!インド洋の海岸

放送内容

イシマンガリソという聞きなれない名前は、先住民の言葉で「驚異」を表す。南アフリカの東海岸にあるこの地は文字通り驚きに満ちている。南北に200kmも果てしなく続く大砂丘。内陸には広大な湖と湿地。そこは貴重な動物たちの住みかともなっている。そして近年、イシマンガリソの海で生きた化石「シーラカンス」の姿が日本人チームによって撮影された。3億年以上も前の姿そのままにイシマンガリソの深海で生きていたのである。

大砂丘がつくった湿地

1万年前巨大な湾だったが、砂丘が水の出入り口をふさいだことで内陸に広大な湿地が生まれた。南北200kmも続く大砂丘は長い年月で森に覆われた。そして湿地には魚や鳥、動物が集まり、生き物の楽園となったのだ。

写真:放送内容

シーラカンスの海

1938年絶滅したと考えられていた古代魚がイシマンガリソの海で見つかった。生きた化石と言われるシーラカンスである。その後何度か深海でシーラカンスの姿は撮影されたが、近年日本人のチームが定点カメラによって、より自然な様子を捉えた。

写真:放送内容

奇妙なカバと湾

浅い湾に点在する奇妙な「ハート」それは伝統漁法の仕掛けだった。そしてさらに奇妙なのが街中に夜な夜な出没するカバ。道路や民家の庭、駐車場まで。実は、昼間水の中で過ごすカバは、夜陸に上がって食事をするのである。

写真:放送内容

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