放送アーカイブ

2021829日放送

奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島Ⅱ 〜 新たな世界遺産誕生 奄美・沖縄

放送内容

九州と沖縄の間に位置する奄美大島と徳之島。黒潮と季節風の影響で温暖湿潤な島には、世界でも珍しい亜熱帯性の照葉樹林が広がる。深い森は希少種の宝庫だ。太古の地殻変動によりユーラシア大陸から分離してできた島々は、固有の動植物を育んできた。アマミノクロウサギやルリカケスなどは、世界中でここだけにしか生息しない。珍しい生き物の生態や、美しい海岸線、神秘の鍾乳洞など、島々の自然の魅力を迫力ある映像で伝える。

雨の森と巨大な滝

奄美大島は、年間の降水量がおよそ3000ミリ。森には無数の川が流れ、滝を作る。渓谷の奥、人を寄せつけない断崖には、巨大な滝が。100m以上の落差は九州一と思われるが、険しすぎて正確に計測できないという。ガイドブックにも載らない、知る人ぞ知る滝だ。

写真:放送内容

生きた化石!アマミノクロウサギ

奄美大島と徳之島だけに生息するアマミノクロウサギは、一般的なウサギとは見た目が異なる。黒い毛で覆われ、手足と耳が短い。原始的な姿をとどめることから「生きた化石」と言われる。国の特別天然記念物でもあり、奄美のシンボル的な存在だ。

写真:放送内容

奇岩の徳之島 水中鍾乳洞に潜入

徳之島には、石灰岩が浸食されてできた奇岩や断崖が多い。地元の人が「ウンブキ」と呼ぶ洞窟は、日本最大級の水中鍾乳洞。水中では海水と淡水が交わり、様々な鍾乳石が神秘的な景観を作り出している。

写真:放送内容

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