放送内容
天下人・徳川家康をまつった日光東照宮。実はあまり知られていないが、日光は1200年前から山岳信仰の聖地として栄えていた地。東照宮とともに世界遺産に登録されている二荒山神社や輪王寺はその修行の場として建てられた。今回番組では地形に注目をして、なぜ日光東照宮がこの場所に建てられたかという謎に迫る。さらに、1年をかけて撮影をした男体山、中禅寺湖、華厳滝などの四季の絶景もお届けしていく。
聖なる山と2つの川
日光のシンボルである日光連山は、古代から聖なる山として山岳信仰の対象となってきた。その中心となっている男体山と女峰山からはそれぞれ川が流れ出ている。この地形に隠された日光東照宮の謎を紐解いていく。
四季の絶景
日光は男体山、中禅寺湖、華厳の滝などがある景勝地の宝庫。1年をかけて、その雄大な自然と寺社の姿を撮影した。紅葉燃ゆる中禅寺湖、厳寒期の華厳の滝、そして、華やかに咲き誇る輪王寺の金剛桜など、四季の絶景を紹介する。
三代将軍の夢
東照宮を現在の形に築いたのは、家康の孫である三代将軍・家光。さらに三代将軍は自らの墓所も東照宮のすぐそばに建てさせている。なぜ陽明門を始めとした豪華絢爛な建物の数々を造ったのか。そこには夢にまでみた家康への思いが隠されていた。