特集
オーストラリア東海岸スペシャル

「砂の島」という印象とは打って変わって、森林の深い緑に覆われたフレーザー島。

フレーザー島の面積は香川県と同じくらい。それがすべて 砂でできているのです。
─続いて、砂の島であるフレーザー島ですが、ここはどのような特徴があるのでしょうか?
井上:砂の島というと、不毛の地というイメージがあるかもしれませんが、フレーザー島は、島全体に熱帯雨林と亜熱帯雨林が広がっていて、緑が生い茂る場所です。
─大量の砂がここに集まってきたのはなぜでしょうか?
井上:まさに番組では、フレーザー島の砂がどこからやってきたのかに焦点を当てて、紹介しています。ここに堆積している砂は、2000kmもの距離を移動してきたことがわかりました。もうひとつの世界遺産「グレーター・ブルー・マウンテンズ地域」の砂岩が崩れて砂になり、それが海流に乗って運ばれて大量に積もり、砂の島になったのです。
─そのように形成された砂山が、どうして緑豊かな土地になったのでしょうか?
井上:堆積している砂の下には、コーヒーロックと呼ばれる砂岩の層があるのです。雨が降ると、雨はすぐに砂に染み込みますが、コーヒーロックの層は水が染み込みにくいので水分がとどまり、水源ができたのです。
最新の特集特集アーカイブ一覧