放送アーカイブ

2017年4月2日放送
放送1000回記念 サンガイ国立公園

厚さ10m!ラバが埋まる火山灰

登山口を出発してすぐ、重い荷を背負ったラバがぬかるみに埋まるアクシデントが!
サンガイ山から20kmも離れた土地に厚さ10mもの火山灰が降り積もり、雨でぬかるんでいたのです。
この火山灰が、標高3500mの高地に大草原を育んでいました。

標高4000mで発見!幻のバク

草原を抜け標高をあげると、突如現れる苔むした雲霧林。
そこに絶滅危惧種のバクが生息してると聞き、一時山頂アタックを中断。
バクの姿を追って深い森に分け入りました。追跡を始めて7時間、標高4000mの高地で遂に幻のヤマバクを発見しました。

“南米の富士山”誕生のヒミツ

円錐形に裾野を広げるサンガイ山。美しい姿はどのようにして誕生したのか?
その答えが日本の富士山に刻まれた谷・大沢崩れにありました。近年の研究で明らかになった富士山の成り立ちを紐解き、サンガイ山の美のヒミツに迫ります。

南米エクアドル、アンデス山脈に富士山そっくりの山があります。
標高5260mのサンガイ山です。サンガイ山は、今も噴火を繰り返す活発な火山。危険な上に辿り着くのも困難な場所にあり、登る人は殆どいない謎に満ちた山です。
番組放送1000回を記念して、総勢24名の大キャラバンを組み、日本のテレビで初めてサンガイ山にアタックしました。
登山口から山頂まで往復12日間の登頂の軌跡を、2週に渡りお届けします。