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2014年7月6日放送
エオリエ諸島

2000年間!毎日 噴火する島

毎日噴火し続けるストロンボリ島。噴水のように噴火するその光景が、夜の地中海をキレイに照らすことから「地中海の灯台」と呼ばれています。
今回、我々はその夜の噴火を間近で見るため、山頂からの撮影に挑戦しました。
しかし、そこはいつ噴火するかわからない活火山。 危険が伴います。
そんな中、撮影した闇を切り裂く閃光は、圧巻です。

発見!海底の噴火口

エオリエ諸島・パナレア島から2キロ沖合にある水中から、無数の泡が吹き出していました。
それは火山活動の一種。吹き出し口に近づいてみると、ナゾの生き物もいました。
そして調査を進めていくと、噴火口らしき場所もありました。

100年に一度 大爆発する島

白煙が吹き荒れるヴルカーノ島は、100年前に大噴火した島。
当時、島は壊滅状態、島民は全員避難。しかし、その麓には今でも島民が住んでいました。
いつまた100年前の噴火が起こるかわからない活火山。
国の研究機関はその噴火予知を行っています。

イタリアのシチリア島から北西に30キロに広がる7つの火山島がエオリエ諸島です。今でも活発な火山活動が続いています。
噴水のように噴火し続ける島や島民に大きな被害を起こす可能性のある島など、火山と共に生きてきた歴史が至る所に残っています。
人々と火山は、どのように接してきたのか?
山頂で起こる色鮮やかな噴火から、水中で行われている火山活動まで2000年以上続いてきた火山島での現象をお送りします。

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