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2011年5月22日放送
古代都市テオティワカン

埋められた仮面

日本人考古学者・杉山三郎さんはテオティワカンを30年以上に渡り発掘、ついにピラミッドの中から「石製の仮面」が見つかった。
これは一体誰のものなのか?新たな謎が生まれた。

137体のいけにえ

方角も正確に測って作られた計画都市。しかしその建物の地下から現れたのは、137体ものいけにえの骨だった。
この都市が軍事的な色合いが濃かったことが次第に明らかになってゆく。

古代へのトンネル

地下11メートルに長さ120メートルもの古代の人々が掘ったトンネルが横たわっていた。 その発掘がメキシコの国家プロジェクトに位置づけられた。
今も掘り続けられるそのトンネルの行き着いた先に
王の墓が見つかる日は近いといわれる。

メキシコ中央高原のテオティワカンは2000年前に栄えた謎多き古代都市である。
4キロメートルもの大通りや一辺200メートルを超える巨大ピラミッド。
これほどの都市を築きながら文字記録や王の墓も見つかっていない。
彼らはどんな人々だったのか?その答えは地下にあった。
古代メキシコ最大の謎に日本人考古学者が挑む。今回新たに石の仮面が出土。
そして、思わぬ場所から見つかった地下トンネルが我々を古代へと導く。

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