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2009年9月27日放送
コモド国立公園

コモドドラゴン・日本語名コモドオオトカゲ。全身を覆うウロコ、鋭い爪。大きなものは体長3メートルを超えます。世界中でコモド島と周辺の島にしか住んでいません。

島ではコモドドラゴンを頂点とした生態系があります。番組ではあまり知られていない彼らの狩りの様子や、子供のドラゴンの唯一の天敵を紹介します。

コモド国立公園には「ドラゴンが住む大地」ともう一つ別の顔があります。それが「世界有数の豊かな海」。
海では300種に上るサンゴが見られます。荒涼とした大地とは対照的な豊かさがコモドの海にはあるのです。

ジャングルが生い茂るインドネシアにあって、コモド国立公園だけはサバンナ気候、草原が広がります。ここに3000頭ほどのコモドドラゴンが生息しているのです。
肉食のドラゴンは二股に分かれた舌を使って、風向きによっては10km先の血の匂いを嗅ぎ取ります。鹿や水牛が主な獲物ですが、不用意に近づくと人も襲われます。
コモド島で生態系の頂点にあるコモドドラゴン。しかし、子供は木の上で生活しています。その驚きの理由とは…。番組ではドラゴンに襲われた住人の話や、体長3メートルを越す巨大ドラゴンのハンティングの様子などを紹介します。