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2008年8月10日放送
万里の長城

万里の長城、約6000キロにわたって作られた城壁。東は渤海から西の砂漠まで空撮でみせる。

長城が現在の形になったのは、明の時代(14世紀から17世紀)である。このとき渤海周辺を倭冦が襲撃していた。
倭冦撃退に成功した武将『戚継光』が北の国教警備をまかされるようになる。戚継光の出身地「蓬莱」では、戚継光の記念切手発売の大イベントを行う。

戚継光は、薊鎮で長城を大補強する修築をはじめる。ここには戚継光の優れたアイデアが反映した長城が残っている。

万里の長城は16世紀に今の姿になる。戚継光という優れた武将によって、石積みや土壁の城壁がレンガによって補強されたのだ。北京を守るおよそ1500キロメートルにわたる長城をレンガで改築。さらに1000を超える「空心敵台」という兵士が常駐する見張り所を新たに建設。最強の城壁となった万里の長城は、国境地帯を安定させる。しかし戚継光の失脚とともに長城はただの壁となってしまい、北方の民族の侵入を許してしまう。

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