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2008年4月13日放送
ヴェルサイユ宮殿と庭園
巨大な17面の鏡が目を奪う「鏡の間」
マリー・アントワネットが使用した豪華な調度品
マリー・アントワネットが断頭台にたつ直前に親族に宛てた手紙
太陽王ルイ14世が実現した〈フランスの夢〉、「ヴェルサイユを味わわぬ者は人生の甘美を知らぬ」といわれたヴェルサイユ宮殿。そこは王族の館でありながら、実は民衆は誰でも中に入ることを許されていた。そこで王は民衆の視線に囲まれながら顔を洗い、かつらを選び、排便までした。王は民衆のものであり、王の光が常に民衆を照らしていることを誇示したのである。18世紀、一人の王女が嫁いでくる。マリー・アントワネットだ。他の例に漏れず、ルイ16世の妃となったマリーも生活のすべてを大衆にさらけ出さなければならなかった。プライベートのない抑圧された日常。それがやがて、彼女を浪費に走らせ、王国を転覆させる大きな原因となっていく。
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