あらすじ

第7話 2013年2月25日 OnAir

(写真)横領事件で手配中となっている中田文彦(吉澤宙彦)の車が、伊豆で発見されたとの知らせを受け、安積(佐々木蔵之介)小池(福士誠治)が現地へと向かった。六本木のナンバーワンキャバクラ嬢・矢野麻沙美(木村智早)に貢ぐために、経理係長だった中田が5千万を横領したものと見られていた。麻沙美の出身地は静岡県の伊東市で、事件発覚後と共に店を辞めていることから、中田が麻沙美を追って伊豆に現れる可能性は高い。
伊豆東署へ訪れた安積と小池は、刑事課長の桐山隆三(田中隆三)と刑事・向井邦夫(スマイリーキクチ)らに事情を聞いたのち麻沙美と接触するが、中田の横領は知らなかったとしか証言は得られなかった。
麻沙美の自宅を後にした安積らは、麻沙美がどう言おうと中田が麻沙美を探しているのは間違いないとみて、麻沙美を張り込むことに……と、そのとき、中田らしき人物が現れた。声をかけようと安積らが近づくと、その人物は逃走。その後追う安積らに、突然、ある女性が立ちはだかると、安積らを倒してしまった。

(写真)ほどなく、伊豆東署に戻った安積と小池。その2人の前には安積らの追跡を妨害した女性がいた。その女性とは、伊豆東署の女性刑事・片瀬陽子(高野志穂)だった。上司の桐山に雷を落とされ、平身低頭の陽子。3年前から追っている強盗殺人事件の主犯・海道武(渋谷謙人)の実の姉が麻沙美で、麻沙美が数日前に戻ってきたという情報を得て張り込んでいたところ、見知らぬ男たちが東京ナンバーの車で麻沙美を訪ねてきたので、海藤の関係者と間違えてしまったという。その話を聞いた安積は、追っている事件はそれぞれ別だが、マークする人物は一緒ということで、合同捜査を提案する。
そんなある日、久米島(升毅)だけとなった押上分署に突然、川口刑事部長(里見浩太朗)がやってきた。ちょっと偵察に立ち寄ってみたという川口は、「安積班もそろそろこの町の住人と親しくなってきた頃では」と久米島に尋ねるが、久米島は「15年間、閉ざされていたものが、そう簡単に開くとは思えない」と答える。一体、2人はなにを話しているのだろうか……???