教えて!桜井さん!

受験生の家族はとかく気を使うもの。だけどその頑張りを何とか良い結果に結びつけてあげたい! そのためには家族の支えが何よりも一番!勉強への取り組み、お子さんへのサポート、出来ることはいろいろあるはず、だけど具体的にはどうすればいいんだろう… そんな不安を抱えている皆さん、ここは経験者である原作者の桜井信一さんに相談してみよう!

【相談の受付は終了しました】

第1回

親が教えていると、子どもも「先生」ではなく「親」ということで甘えて、受け答えが生意気になり、イラッとすることはありませんか?そのような時、親はどうすればいいでしょうか。
トナカイ母(33)女性

原作者・桜井信一さん

トナカイ母様、はじめまして。
甘えるのはアリですね。親子ですから。しかし、子どもは反抗するものだからと生意気な態度に半ば諦めてしまうのはちょっと待って!。まさか成長するために反抗期は必要なんて思っていませんか。反抗期がない子どもは従順だと誤解していませんか。それ、大嘘です。ちなみに我が家は反抗期をまだ経験しておりません。子どもがイライラして反抗するのは「何をしてもうまくいかない」そんな毎日がひたすら続くことへの苛立ちだと私は考えています。これを少しでも解消してあげるのが「子育て」の醍醐味。ひとつでも多く「うまくいかない」ことを乗り越える手助けをしてあげてみてはどうでしょうか。壁を乗り越える姿に感動し、いきいきとした子どもの顔を見ることができると思います。張り切っていきましょう。

小学校5年生の子の母です。今は公立ですが受験をさせるつもりで、4年生から塾には行っています。しかし今の学校の友だちと離れ離れになるのがイヤなようで、どうも真剣に取り組めないようです。あと1年ありますが、どうすれば本人も納得して受験に取り組んでくれるでしょうか。
こたつみかん(44)女性

原作者・桜井信一さん

こたつみかん様、はじめまして。
受験する動機も受験しない動機も言葉通りではないかもしれませんよ。頑張ってもきっとだめだろうという諦めや恐怖から受験しない選択をする子どもは多いはずです。今の小学校教育では勉強を頑張ることはダサいという常識から抜け出せないでしょう。だからこそ家で取り組まなければならない。頑張ることはかっこいいことなんだと気付かさなければいけません。
「考えたこともないほどの大きな目標を持つこと」「それを達成させる約束をしてあげること」そのときの親の自信を真に受けるかどうかは、子どもが今までの暮らしの中で見てきた親に対する評価だと思います。付いてこない理由はそれまでの評価。何だか恋愛と似ていますね。

桜井信一さんから
皆さんへのメッセージ

原作者・桜井信一さん

本格的に何かのスポーツをしてみたとき、ヴァイオリンを弾いてみたとき、絵を描いてみたとき、そして勉強してみたとき。その結果にがっかりしてからが面白い。やっと親の出番が来たか!そう思う親がついていると子どもは芽を出しやすい。

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