花火大会の夜
野球の日本シリーズ延長のため、いつもよりも遅めのスタートとなった4話。
いかがでしたでしょうか?
さまざまな人の思いが交錯した花火大会。
今回はそんな花火大会のシーンの様子をいつもより写真多めでお届けします。

体育祭や勉強合宿など、各話にイベントごとが描かれ、大がかりな撮影も多い「中学聖日記」ですが、今回の花火大会のシーンはその中でもかなり大きなもの。
たくさんの屋台が立ち並ぶ美術チームの腕が鳴る撮影となりました。


撮影が行われたのは9月。
一つ去ったらまた新しいものが発生して…と台風が頻発していた時期でした。
当初予定されていた撮影日当日は台風の影響で延期になる、というアクシデントも。
(その後も台風が心配されましたが、三度目の正直ならぬ、二度目の正直で無事決行となりました)


撮影現場にはおいしそうな匂いが写真を通して香ってきそうな(?)お祭りならではの屋台が所狭しと並びます。

最新のゲームソフト…ではなく、どこか懐かしさのただようおもちゃが景品の射的も。

ちょっぴりダジャレちっくなかざぐるま。夏の風物詩ですね。

原口さんお気に入りのりんごあめの屋台も。

屋台のほかに人々の服装もいつもと違ったものに。
浴衣姿のるなちゃん、とってもかわいかったですね。
一方のアキラは普段着。でもそれがまた中学生らしいと思ったりも。
(精一杯おめかしする女子とその隣で照れなのか少しぎこちない男子。お祭りでよく見かける気がしませんか?)
撮影のために集まっていただいたエキストラさんも浴衣姿の方がちらほら。
千鶴先生も大人の魅力を感じる素敵な浴衣姿でしたね。

最初に撮影されたのは晶とるなが2人でいるところを先生たちが見つけるシーンから。
その後、るなの小さな兄弟たちも浴衣姿で登場していました。

スタッフの説明をしっかり聞いてスタンバイする3人。
ギュッとお姉ちゃんの手を握っているのがキュート!

その後、撮影は進んでいき、夜のシーンへ。
明かりがともり、同じ場所なのに昼間とはまったく違った雰囲気に。
先生たちの見回りも問題なく終わり、皆帰路へ…となるはずが動き出した運命の歯車はそうはさせてくれませんでした。

そして、2人の思いが通じ合った砂浜でのシーン。
4話のクライマックスとなるこのシーンは、台本にして約8ページ、6時間もの撮影スケジュールが組まれていました。

撮影の前には2人がしゃがみこむ位置を細かく確認。同時に怪我をするようなものが落ちてないかなど入念にチェック。
波の音しか聞こえない静かな砂浜。
ざわざわという音が2人の心を表しているようでした。
思いが通じ合ったからといって「よかったね」…とはならないがゆえに、これからの2人がどうなっていくのか祈りながら見守る気持ちになった方も多いのではないでしょうか?
聖と晶自身だけではなく、彼らを取り巻く人々も加わり、よりスピードを増して動き出した運命の歯車。
さらに怒涛の展開が待ち受ける5話は11月6日(火)放送です。