出演者インタビュー｜金曜ドラマ『TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜』

面白いなと思いましたね。原作のないオリジナル作品なんですけど、それぞれのキャラクターがきちんと描かれているし、セリフも一言一言が深くて味がある。刑事ドラマはたくさんあるけど、泥棒がメインの作品はあまりないから、エンターテインメントとしても楽しめる作品だなと思いました。

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分かりやすく言えば、昼は大学の心理学部の教授で、夜は泥棒です。

最初は、昼の顔と夜の顔を変えようかなと考えて。大学教授のときはメガネをかけて、泥棒のときはメガネをかけないとか、大学教授のときは特殊メイクで別人になって、泥棒のときは特殊メイクをベリっと剥がそうかとか（笑）。特殊メイクなら、大学教授のときは代役を立てられるじゃない。俺が演じなくても。そういう話をしたら、監督もプロデューサーもダメだって。そりゃそうだろうなって（笑）。

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まあ、これは冗談ですけど、色んなことを考えてみたりはしました。最終的には、服装だけでしたね。変にやりすぎても視聴者のみなさんは何が何だか分からないだろうし。だから、違いは特にないですね。楽しくやるのが一番です。

読めないよ。人の心でしょ。未だに女性が何を考えているか分らないし。男心わかる？

分からないからいいんだと思うよ。相手を分ろう、理解しようと努力する。友達、家族、仕事の仲間、同性、異性に関わらず、その人のために何をしてあげたらいいのか考える。だから人間関係は面白いんだと思うな。だって、共演者の心が読めたら…どうなんだろう…逆に困るかもな。

それぞれが自由にやっていますよ（笑）。俺はそういう現場が凄く好きだし、誰かがいるから萎縮して何も出来ないっていう現場じゃ、いい作品にならないと思うから。

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“こう演じたいけど、先輩がいるから止めておこう”という環境ってすごく嫌じゃない？だから、自分が嫌なことは人にはしたくないと思っている。

安心して任せられる方ばかりだからね。松雪さんは演技派で安定しているから、物語が締まるし、桃李くんや甚儀といった粋のいい若手もいるし、半ば諦めかけている六角さんもいる（笑）。俺と六角さんは1歳しか違わないんだけど、いつも「疲れた、疲れた」って言っているんだよね、撮影がハードだから（笑）。

六角さんは面白い人ですよ。吾郎ちゃんは子供のころから芸能界にいるせいか、疲れた顔を見せないね。馴れてしまっているんだろうね。あと、謎の女を演じる倍賞さんもステキですよ。普段はチャーミングで面白い人だけど、物語の中では謎だらけで、物語全体の鍵を握る人物だから、最後まで注目して欲しいね。

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『TAKE FIVE〜俺たちが愛されたい〜』かな？
俺はそうは思わないけど…タイトル的に面白いかなあと。『TAKE FIVE〜盗むものを間違えた〜』とか、『TAKE FIVE〜盗むのはそれじゃねぇだろ〜』とかもいいね（笑）。

愛は……大事ですよ。一番信じられることでしょ。人間って大人になるにしたがって、良いも悪いも“嘘”をつくようになるじゃない？でも、“人を好きになる気持ち”だけは、絶対に嘘がない。受験生だろうが、社会人だろうが、それには嘘がないんだよね。普段の生活に“嘘”があっても、“愛”には嘘がないと思うんだよ。“愛”って日常にいっぱいあるんだけど、それに気づいていない人がいっぱいいるような気がする。俺、熱く語りすぎてる？大丈夫？たまには深いことを言わないとね。いつもふざけていると思われても困るからさ（笑）。

基本的に、挑戦していることはないですね。アクションは若い頃からやっていることだし、コメディみたいなことも経験しているしね。アクションに関しては、もう少しあってもいいかなと思うけど、ストーリーがちゃんと成立していて面白いから、あまり余計な要素を入れなくていいのかなと。やりすぎると自己満足みたいになっちゃうから…。

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でも第1話では10メートル以上の高さからワイヤーで吊られたり、シャッターを全力で走って潜り抜けたりする芝居があったから、そこは楽しんで見て欲しいな。

とにかく、第1話を見てください。
見てもらわないことには、何も伝わらないですから。とにかく、第１話を見てもらえれば全てが分かります。乞うご期待！！。

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