『ヤマトナデシコ七変化』の台本を読んだ感想
物語の展開がとても早いので、“どうやって撮影するんだろう?”と、思いながら読んだのが最初の感想です。その後、出演者が集まって「本読み」をしたときに、“あっ。こうなるのか〜”と、みんなのやり取りが面白くて面白くて…思わず声を出して笑ってしまいました(笑)。
美音に関して
美音は恭平やスナコたちよりも飛びぬけて年上なので(笑)、人生経験も豊富だし、多少のコンプレックスと戦いながら生きてきたんじゃないかなと。だから今は、女としての人生を謳歌しているのではないかと思います。
スナコを“ヤマトナデシコ”にして欲しいという、美音の狙いは何だと思いますか?
美音の狙いに関しては、まだ台本の中にも登場していないんです。これは私の想像なのですが、きっと美音にもコンプレックスを抱えていた時代があり、自分の若いころと今のスナコを重ね合わせているんじゃないなと。だからこそ、スナコにも“女として生きている人生を楽しんで欲しい”という想いを持っているのかなと思います。
高島さんにとって、コンプレックスとは?
私にもコンプレックスはたくさんありますよ。他人には分からない、自分のコンプレックスって誰にでもあると思うんです。本人にとっては大きな問題でも、他人にとっては「気にすることないのに」と感じるような…。コンプレックスって自分で克服しなければならないものだと思うので、このドラマを見ていただいて何かを感じていただけると嬉しいですね。
高島さんの思う、素敵な女性は?
なんだろう?「自信を持って生きている人」かな。具体的な言葉にするのは難しいのですが、周りから見て、“この人、素敵だな”と思われるような…それは外見でもないし、もしかしたら心でもないかもしれない。イメージとしては、“古き良き日本の母”と“現代の自立した女性”を合わせたような、両方の要素を兼ね備えた女性を素敵だなと思います。
高島さんの思う、「本当にかっこいい男」って、どんな人だと思いますか?
かっこいい男!?そうですね…人に気を遣える人かな。器が大きくて、他人の気持ちが分かる人はかっこいいと思います。
加藤清史郎くんとは4度目の共演とのことですが、いかがですか?
清史郎との共演はとっても楽しいです。共演する度にどんどん成長していて…それでいて、子供らしさをなくしていない。そばにいて、いつも楽しんでお芝居をやっているなぁと思います。
最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
このドラマは、若い人たちに私たち大人が教えられることの多いメッセージ性の高い作品です。年齢を問わず、たくさんの方に楽しんでいただける素敵なドラマですので、必ず楽しんでいただけると思います。ぜひ、ご覧ください。