現場レポート

No.20

第6話はいかがでしたか?

更新日:2014年5月19日 (月)

みなさん、第6話はいかがでしたか?
母を守るために、義父を殺してしまった良樹。
奥貫と良樹のシーンに涙した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Webスタッフは撮影中も、完成した第6話を見てもホロっとしまい、2人の不器用さに胸が熱くなってしまいました……涙。
そんな難しい役どころではありますが、繊細な心の動きを絶妙に演じてくれた加藤清史郎くん。奥貫とのシーンでは、「遥ちゃんのお父さんは警察だと聞いていたから、奥貫が現れたときには、“ドキッ”っとした感じを出して」「罪を隠そうとしているわけじゃなくて、言い出せない感じ」「気持ちはギリギリで」などと、竹村監督からあり、良樹の心境を話し合っていた清史郎くん。

良樹の話を聞く奥貫……

そんな良樹を奥貫は優しい表情で見つめていましたが、それは「無理に聞き出そうとしているのではなくて、遥のこともあるし、見守っている感じがいいかなと」と宮迫さんからの提案。「なんか切ないなあ」という宮迫さんに、「優しく見守る表情、いいですね!!“明日まで待って”と良樹がお願いする部分で……奥貫が明日まで待ってくれるか分からない。けれど、奥貫のやさしく見守ってくれている感じに驚き、義父とは違う優しさを感じて思わずお願いする感じの、奥貫と良樹のやりとりが出来たら…」と竹村監督。戸惑いながら奥貫と話す良樹がとっても切ないシーンとなりました。

とっても暑いロケでしたが、スタッフ準備中もベンチに座ったままだった2人……

その後、良樹が奥貫に罪を告白する部分では……テストから集中して撮影に挑んでいた清史郎くん。本番同様、テストから涙を流して演じていた清史郎くんに、スタッフもホロっとしてしまい……前回のレポートにも書きましたが、「ほんまアカン、泣いてしまうわ。天才やわ」とおっしゃっていた宮迫さん。
みなさん、奥貫と良樹はいかがでしたか?

竹村監督と何度も話し合っていた清史郎くん。

続いては、一ノ瀬と奥貫が仕事の話ではなく、プレイベートなこと“なぜホワイトラボへ来たのか”を話すシーン。一ノ瀬と奥貫がこのような会話をすることは今までになかったため、北村さん、宮迫さん、竹村監督は2人の距離感を相談。

あえて近づかずに話す一ノ瀬と奥貫

竹村監督「最初は、2人があまり近づかない感じがいいかなと」
北村さん「僕、外から帰ってきたことにして、少し距離感をだしますか?」
宮迫さん「そうだね。俺は機械のあたりから動かないで置こうかと」
北村さん「僕も、戻ってきたままで質問して、あまり動かないで。奥貫がホワイトラボに来た理由を聞いたくらいで動くのはどうでしょう?“キメラ”という言葉は傍でいいたいんですよね」
宮迫さん「その時、一ノ瀬に背を向けてもいいですか?目をあわせられないかなと」
などと、リハーサルで意見を出し合って動きを試していた北村さんと宮迫さん。
作業を交代するという一ノ瀬に頭を下げる奥貫は宮迫さんのアイデアです。そんな2人を神山が見ていましたが…この部分、台本上では“自動ドアが開いてしまう”となっていたのですが、竹村監督と和久井さんが相談し、一ノ瀬と奥貫には気づかれないまま神山は立ち去ることに!奥貫の娘・遥の事情を知っているからこそ、2人の会話を聞かなかったフリをする神山の思いが表れていましたね。

そのように、とても切ないシーンの多かった第6話はいかがでしたか?
感想はファンメッセージまでお願いします。

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