北村さんが主演だと聞いていたので、お声がけをいただいたのがうれしかったです。僕が演じることで少しでも助けられるのであれば、ぜひやらせていただきたいと思いました。
本田は元公安部所属で、科学オタクの側面もあります。人の表情や仕草で心理状態などを見破ってしまう男で、それがあるが故に薄っぺらな嘘に拒否反応を示し、ついつい毒舌になってしますようなところがあります。
衣装です。衣装担当の遠藤さんと話し合って、タイトで派手すぎないスーツを選んでいただきました。一ノ瀬さん (北村さん) や奥貫さん (宮迫さん) とは対照的な色気のあるスーツスタイルを頑張ってやらせていただいています。
毎話、毎話、どのように事件を解決するのか?ということころもみどころなのですが、本田に関しては “ある人物の失踪事件” に第1話から関わっているので、どうなっていくのか楽しみにしながら演じています。あとは、僕の大好きな尊敬するお兄ちゃんである北村さんが主演ということで、僕にできることがあれば助けたいという思いで参加させていただきましたから、いい意味で刺激し合い、いい意味でお互いに遠慮なく意見を交わしてしきたいです。北村さん・宮迫さん・僕という3人の関係性や空気感を周りにどんどん発給させて巻き込んで、「ホワイト・ラボ」 チーム全体の大きなうねりみたいなものを作り、最後は視聴者の皆さんも巻き込めたらいいなと思っています。
髪型ですかね (笑)。北村さん演じる一ノ瀬の髪型って、前から強風が吹いているような髪型なんです。宮迫さん演じる奥貫は、後ろから強風が吹いたような髪型なんですよ。横顔のシーンがあったときに注目して見てもらえれば、面白いと思います (笑)。別にね、宮迫さんは足りないから後ろから持ってきているわけじゃないということだけ言っておきます。ちゃんとケアしてらっしゃいますからしっかりとしてますよ。別に、不安だからああいう髪型にしているわけじゃないんです。でも、そこは注目して見てもらいたいですね (笑)
取調室中心の紋切り型の刑事ドラマではなく、科学的な証拠の検出方法だったり、デジタルを多用したコミュニケーションだったりと、謎の解き方が今までの刑事ドラマとは違う切り口で楽しんでいただける作品になっていると思います。そこに、北村さん、宮迫さん、僕、薮くん… 薮くんはまだ20代ですけど、40代の大人たちが犯罪に、犯人に、被害者に向き合って、事件を解決して行く様っていうのを楽しんでいただきたいですし、そんな4人の手綱を握っている神山役の和久井映見さんにも注目していただければと思います。