毎週金曜 よる10:00〜放送

生方のメッセージ

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休憩時間の生方のところへやってきた亜紀。

亜紀「これ、どうもありがとう」
  とストールとタオルを返す亜紀。
生方「わざわざ(すみません)」
亜紀「(遮って周囲を気にしつつ)じゃあ、またね」
  と、逃げるように帰ろうとする亜紀。
生方「(引き止めて)どうしたの。何か変じゃない?何かあったなら言ってください。俺、味方になるっていったよね?」
  渋々、向き合う亜紀。
亜紀「……和樹…息子が……私たちのこと疑ってて。(言いにくいが)不倫してるとかって」
生方「不倫!?」
亜紀「こんなこともう初めてだから。どうしたらいいか……」
  と、肩を落とす亜紀。
  生方、そんな亜紀にかける言葉に迷いつつ、
生方「俺からも、和樹君に話すよ。亜紀さんとは何でもないって」
亜紀「だめなの。あの子、もう何をいっても信じてくれなくて」
生方「そんなに……?」
亜紀「ごめんね。こんな相談されても困るよね」
生方「……俺、完全に迷惑かけてるね」
亜紀「航平くんが悪いんじゃないの。あの…私の方が励ましてもらったんだし、その……嬉しかったし……」
生方「(悩み)……」
亜紀「……(わざと明るく)ほら!あの子もさあ、もういっちょ前にお年頃ってやつだから」
生方「もう、会わないようにします」
亜紀「……え」
生方「本当にすみませんでした。亜紀さんが、家族のこと何より大事にしてるのわかってんのに、余計なことをして」
亜紀「いや、そんな(ことない)」
生方「もう、会いません」
亜紀「……」

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