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ワインオープナーをためしました

2005年12月14日

今週は「リアルシンプル・ジャパン」編集部長「高柳正盛」さん

今回は「ワインオープナー」をためしました
今週は、クリスマスや年末年始のパーティーシーズンということで、ワインのコルク栓を開ける道具、「ワインオープナー」を試してみました。
ワインオープナーにはプロ向けの高級商品から低価格商品まで幅広くありますが…今回は自宅用ということで、値段は1万円を上限に設定。百貨店などで買いやすいものの中から、ソムリエなどの意見を参考に、まず20種類に絞って、それを3つのチェックポイントを中心に、ためしました。
チェックポイントの3つは、
1：まず「開けやすさ」
2：そして「デザイン」
3：最後はやっぱり「値段」
左から1位、2位、3位
では編集部オススメのトップ3…まず第3位！貝印というメーカーの「イージープル・ワインオープナー」
これは驚くほど簡単に栓が開きます。ボトルにセットして、レバーを下げて、また揚げ戻すだけ。ただ欠点は大きいこと。ちょっとキッチンの引き出しには大きいかも。あと、値段が5250円と高めです。
第2位は貝印の「WMF・ヴィーノ・コルクスクリュー」。
高級家庭用品メーカーとして150年の歴史を誇るドイツWMF社の製品を輸入販売しているもの。セットしてレバーをくるくる回すだけで栓が開くので、これも簡単。デザインも、しゃれていて高級感がありますが、欠点は値段…6300円と高い。ここがトップとの差。
オススメ第1位は「ワイン・アクセサリーズ・クリエイション」の「ジーガー・アバンティ」。
これも簡単にあきます。指先でレバーを時計回りに回しているだけで、コルクが抜ける仕組み…簡単！値段も2100円と手ごろなのがうれしい。プラスチックが安っぽいという意見もありましたが、でもデザインはシンプルできれいです。

子どもにすすめたい「使える」電子辞書は何か？試しました！

2005年12月07日

今週は「日経トレンディ」編集長・北村森さんが担当です。

センター試験まで１ヶ月…子どもにすすめたい「使える」電子辞書は何か？試した
センター試験は、今回から英語のリスニングが必須に。２５０点のうち５０点もの配点があるだけに、受験生は戦々恐々そこで注目なのが電子辞書…といのは、最近は語学学習用の音声再生プレーヤーがついているから。という訳で日経トレンディ編集部では、売れ筋の電子辞書と語学用の音声再生プレーヤーを試した。
今回は電子辞書４台と、語学学習用の音声再生プレーヤー１台を試した。
電子辞書は、「カシオのエクスワードXD-LP4700」、「シャープの電子辞書PW-V9400」、「セイコーインスツルの電子辞書SR-V4700」、「キヤノンのwordtankV35」の４つ。
語学学習用の音声再生プレーヤーは「セイコーインスツルのドクターボイスSV-E1100C1」の１つ。
値段は２万９８００円～３万６８００円で、セイコーインスツルの音声再生プレーヤーを含め、どれもコンパクトなサイズ。通学途中の電車などでも簡単に使えそうな大きさのものを試した。
今回のチェックは、大手予備校の英語講師と一緒にチェックした。ポイントは「今から買っても“間に合う”かどうか」「受験に使えるかどうか」。リスニングテスト対策コンテンツが充実していることはもちろん、リスニング以外でも、大学受験対策で「使えるかどうか」。また、切羽詰った受験生にとっては、取り扱い説明書を読むヒマも惜しいくらいだろうから、直感的にすぐに使えるかどうかも、チェックしました。
さて結果は・・・
まず、リスニングをチェックすると、
総合１位！
電子辞書４機種のなかでは、カシオとキヤノンの２機種が合格点。リスニング問題の数は、カシオは１２５問、キヤノンは１００問。もちろん、どちらも取扱説明書をじっくり読まなくても直感的に使えるのがありがたい。一方シャープとセイコーインスツルの電子辞書は、リスニング対策に特化したコンテンツはなかった。
ただ、リスニング対策では、電子辞書より、セイコーインスツルの音声再生プレーヤーの方が充実。リスニング問題は２００問と最多。さらに模擬テストが３回分と、充実度では電子手帳を圧倒。また、操作が簡単で使い勝手がよく、その点も受験生には便利。
受験対策専用ならコレ！
ただ、リスニング以外でも「受験に使える」かどうかでは、やはり電子辞書のほうがリード。特に充実していたのが、キヤノン。英文法の他、歴史や漢字など２０近い受験問題集を内蔵。そのほかの電子辞書も、４～８つの問題集が内蔵されていて、まずまずだった。
ただ気になるのは、受験が終った後も使えるかどうか？高いものですし、出来れば長く使いたい。大学で履修する第二外国語の辞書や、TOEICの参考書を後から追加できる機種がありがたい。
この点で、一番助かるのが、カシオの電子辞書。追加可能コンテンツはおよそ６０と群を抜いていた。ちなみにキャノンはコンテンツが追加できない…ここは不便。
というわけで結論！総合的には「カシオの電子辞書エクスワード」！３万６８００円と、他の機種よりも値段は７０００円ほど高いが、受験にも、受験後も、薦められる。
ただ、リスニング問題対策だけに絞れば、セイコーインスツルの音声再生プレーヤーが最も優秀。「大学に受かった後の話より、とにかく今をなんとかしたい」というなら、この一台で凌ごう！追加コンテンツは少なく、受験後も持ち続けて便利とは言い難いが、ぜいたくは言えません。
もちろん買っただけでは合格できませんが…頑張ってください。

■今回チェックしたのは
★電子辞書　カシオXD-LP4700
　シャープPW-V9400
　セイコーインスツルSR-V4700
　キヤノンwordtankV35
★語学学習用プレーヤー
　セイコーインスツルSV-E1100C1

「高級」ホットプレートをためしました！

2005年11月30日

今週は「日経トレンディ」編集長・北村森さんが担当です。

今週は冬の料理の味方「“高級”ホットプレート」をためしました。
ホットプレートには“松竹梅”がある。最も安いものは数千円、プレートは変えられない。一方、値段の高い“松”クラスは１万２０００円～１万５０００円。値は張るが、色々なプレートが付いていて、これを付け替えるだけで、焼肉、タコ焼き、ジンギスカンにまで対応するのが売り。今、売れ筋なのは、こうした高級機種ですが、果たして値段に見合う価値はあるのかどうか？試した。
テストしたのは５機種。「東芝」、「三洋電機」、「三菱電機」、「タイガー魔法瓶」、「象印マホービン」の各商品。実勢価格は１万２０００円～1万４８００円のもので、これで実際に焼き肉とたこ焼きを料理。また、東芝にはジンギスカン用のドーム型プレートもあるので、これも使ってみた。試したのは編集部の記者に加え、料理の「プロ」＝銀座木村屋総本店の元総料理長で、現・飲食店プロデューサーの方にも厳しく試してもらった。
まず「焼肉」用のプレート…
「肉の焼け具合」など、見た目では大差はなかったが、比較的「象印マホービン」の機種が優秀。表面がしっかり焼けて、中はジューシーに仕上がった。
ただ「使い勝手」に関しては各社とも及第点。プレートの下に入れる脂取り用のトレーの底が浅く、後片づけの時に、脂がこぼれてしまうのが欠点。
では、たこ焼きは？
これは５機種でかなりの差が出た。「焼け具合」では、焼く数によって外側の温度が下がり、場所によって焼きムラが出るものがあった。そのなかで最も綺麗に焼き色が付いたのは「東芝」と「象印マホービン」で、味も合格点だった。
一方、難があったのが「三菱」と「タイガー魔法瓶」。三菱は温度が上がりにくく、完成まで30分かかった。焼きあがりもいまひとつ。タイガーは取扱説明書にあるとおりに予熱したら、温度が場所によって上がりすぎた。
ちなみに“本家”の鉄製タコ焼き器（１０００円台）も比べたが…味こちらの方が断然うまかった。ただ、「使い勝手」ではホットプレートが優勢。コゲ付かず、ひっくり返すのも簡単でよいかも。
ジンギスカンは？
本家の鉄製のジンギスカン鍋と比べたると、いまいち。蒸し焼きのようになってしまい、羊肉のくさみが残る。鉄鍋はわずか１０００円～２０００円。別に買ってでも、鉄鍋を選ぶほうが満足いく。
では結論！
薦められるのは１機種＝「象印マホービン」。焼肉、タコ焼きともに美味しく焼け、しかも使い終えた後の収納作業もラク。
残りの４機種は象印に劣る結果。「東芝」は、味は合格点だが、プレートの縁が本体からはみ出ていて、腕があたりそうで危ない。子供がいる家庭ではやけどが心配。「三洋」と「タイガー魔法瓶」は、焼き具合にやや不満。「三菱」は温度が上がりにくいのがまず難点。またタコ焼きプレートの縁に腕が触れやすいのも怖い。

※今回ためした機種は・・・
象印マホービン＝ＥＡ－ＣＳ６５「やきやき三昧」
タイガー魔法瓶＝ＣＰＶ－Ａ１３０「これ一台」
三菱電機＝ＨＬ－ＣＫ９
三洋電機＝ＨＰＳ－ＳＷ３１
東芝＝ＨＧＫ－１２ＷＧ

「ハンドクリーム」をためしました

2005年11月23日

今週は「リアルシンプル・ジャパン」編集部長「高柳正盛」さん

今回は「ハンドクリーム」をためしました
一口にハンドクリームと言っても色々ありますが、毎日使うものなので、値段の上限を２千円に設定。そして、化粧品の専門家や販売員などの意見や、取材などから、１０種類を編集部がピックアップ。この１０種類について、編集部員がしつこく、厳しく、チェックしました。手を洗っては塗って、の繰り返しで、何度も手を洗っているので、家族に不審がられた者も…
チェックのポイントは５つ。１：肌へのなじみのよさ、２：つけたあとべたつかないか、３：保湿力、４：香り、５：水で手を洗ったあとの感覚(ぬるぬるしたりしないか）、この５つのポイントそれぞれを５段階評価にして、総合得点でチェックしました。
では結果ですが、今回は同点１位が２商品あったので、評価が高かった４品を紹介します。
まず第３位。コーセーの「プレディア・ハンドセラム」1890円＝１グラムあたり12・6円。
これは面白い特徴があります。初め伸ばしやすい液状なのですが、塗っているうちにクリームになって、浸透感を得られるんです。容器がポンプ式というのも特徴ですが、これには「使いやすい」という意見と、「少量を取りにくい」という意見と賛否両論でした。
続いて第２位。ヴェレダというドイツのメーカーの「ヒッポファン・ハンドクリーム」1680円、1グラム当たり33・6円の商品です。・少し塗るだけでよくなじむ。さらっとした感触が気持ちいい。溶け込むように染み込んでいき好印象。ただ、オレンジの香りがかなり強いので、好みは分かれました。
では同点１位、まず１つめ…アユーラの「アロマハンド」。1890円、1グラム当たり37･8円です。
肌になじみやすい。少し手で暖めてから使うと、さわやかな香りがし、癒される。しかも、それが後に残らないのがいい。水のはじきがいい。ただ、ちょっと値段が高めという声もありました。今回試したものの中で一番高かった。
そして１位のもう１つ。これが今回の実験で、もっとも編集部でも話題になりました。黒ばら本舗という製造元の「ツバキオイルハンドクリーム」です。容器のデザインは少し古めかしいのですが・・・塗ったあとの感覚がさらさらで、保湿も長持ちする。この値段でよく伸び、塗りやすいと評判。そのくせ価格が630円、1グラムあたり6･3円と、一番安い！
今回のテストを参考にして、お肌に合うかどうかを確かめながら、お手入れしてください。

「リアルシンプル・ジャパン」は第２号が１１月１９日に発売になりました。今回は収納を特集！ものだめしコーナーもありますので、ご覧になってください。

「行列回避の秘策」をためしました

2005年11月16日

今週は「日経トレンディ」編集長・北村森さんが担当です。

きょうはちょっと変わりダネ…紅葉の季節、そしてこれからの年末年始の行楽に向けて「行列回避の秘策」をためしました！
まずは東京ディズニーリゾート編！ディズニーはとにかく行列、行列…では、どの行列にも並ばなくてよい方法はないか？実はそれがあるんです！
ある意味、究極の解決策といっていいのが「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」。
これには時間指定のない「ファストパス・チケット」がついている。普通のファストパスは、乗りたいアトラクションの発券機で「ファストパス・チケット」を受け取り、そこに書いてある指定時間に戻ってくれば、少ない待ち時間で利用できる、というもの。ところがこの「バケーションパッケージ」に付いている「ファストパス・チケット」は、なんと、時間とアトラクションの指定は一切なし。つまり、乗りたいと思ったときに乗れる！
またバケーションパッケージにはレストランの優先席利用も付いていて、最強の行列回避チケット！
ホテルとセットだが、11～12月なら、安いクラスのホテルでよければ１人１万8000円から。ホテル宿泊に特典が山盛りの宿泊プランだが、販売開始から１年たってないせいか、意外にもそれほど知られておらず、これが狙い目。実際に調べてみたら、11～12月まで、12月24日こそほぼ満室（それでも「ほぼ」）、大晦日も既に満室だが、それ以外は土曜日曜祝日ともに、すべての日でまだ空きがあった。
でもわざわざホテルに泊まるのは…という人はどうすればいいか？ポイントはやはりファストパスとショーレストランの予約。特にショーレストランの予約は勝負の分かれ目。行ったことのある人ならお馴染みだが、開園と同時に必死に我れ先へと予約窓口に急ぐパパママ…これに勝てる必勝の最短ルートはどこなのか？すべての道を歩き回って、黄金ルートを見つけた。
まず１店目「フットスルースー」
まず、ゲートからワールドバザール内はキープレフトが鉄則。通路の左端を直進する。外に抜けたら左へ。ベンチが見えたら、ロータリー沿いに迂回せず、直進してショートカット。そして夜などにパレードが通る円周路に出たら、真っすぐ。途中、左に２本の路地があるが無視。シンデレラ城手前まで行って、そこの木の橋をわたるのが正解！
もうひとつ。ポリネシアンテラス・レストランへの道は
まずワールドバザールの途中の四つ角を左折。外に出たら、すぐななめ右方向へ。この後は、ほどなく行く手の正面に大きな木があって道が左右二股に分れるが、ここは左右どちらに進んでもほぼ一緒。結局、ワールドバザールの途中の四つ角がポイントです。
帰省やＵターンラッシュも憂うつですが…高速道路の渋滞回避には、端的なポイントがいくつかある。
まず、渋滞ピークよりも出発を早める人がいるが、１時間程度では効果が薄い。早めるなら数時間単位で。そうでないなら、むしろピークより遅めのほうが賢明。
次に、最大限、効率的に走る方法。取材を通して、その裏ワザを知った。オレンジ色のエアポートリムジンバスの姿が見つかったら、あなたは幸運。その後ろをついていくのがベストチョイス。エアポートリムジンバスは時間厳守が鉄則なので、無線機器やＧＰＳシステムを満載している。さらに１日１２００便走る乗務員から逐一、指令室に報告が入り、それが全てのバスにフィードバック…それは「右車線か左車線か」というレベルに及ぶという。合言葉は「オレンジ色のバスを探せ！」。エアポートリムジンバスには黙って付いていきましょう。
最後に料金所…これはできるだけ左側のブースへ。一見遠回りに見えるので、多くのクルマは正面につけがち。ブース通過後は本線のレーンまで遠いが、再合流ではさほどロスはないのが実際のところだった。

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