[91] 2016.3.17 Thu. 19:02 晴れ

いよいよ、
最終回放送前日、
明日、遂に、
フィナーレを迎える。
放送まであと約27時間、
最後の最後まで、
出来ることをやっていこうと思う。

昨日行われたMA作業であるが・・・
演出の健さん中心に、妥協の無い作業が繰り広げられた。

どんなドラマにも最終回というのはあるもので、
どんなドラマにもラストシーンというのはあるもので、
そのラストカットにかかる曲、音、セリフ、ナレーション、
全てに神経が注がれ、
非常に繊細な作業になったように思う。


最終的には・・・
希望の残る・・・
最終回になっているのでは無いか・・・?
見守っている僕から見た光景は、
そんな感じだったぞ!!!

ほっ。

とりあえず・・・
MAも終わり・・・


なんだかまだCGの修正やら、
テロップの入れ込みやらは残っているようであるが、
仮完成と言えるのでは無いであろうか・・・
正真正銘の完成に向けて・・・


ギリギリまで、
熱く、冷静な作業を、頑張ってくれよ!!!

さて、
昨日のブログにて、
音声の桑さんのことを書いたのであるが・・・


桑さん

「桑さんが読んでいない」
ということが発覚したことは別として・・・


桑さん

MA後、桑さんは遠い目をして、
ぽつりとこんなことを言った・・・

「やっぱり大輔さんスゲェんだよなぁ」


大輔さん

大輔さんとは、
桑さんの先輩で、7、8話などのミキサーを担当した、
中山大輔さんのことである。
プロの耳で聞くと、
音の良し悪しは一目瞭然らしい。
桑さんも僕からすると、なかなかの手練れだと思うが、
その桑さんからしても、大輔さんはすごいらしい・・・

これはもちろん
演出にも、
カメラにも、
照明にも、
美術にも、
装飾にも、
メイクにも、
衣装にも、
持道具にも、
全てにおいて言えることであるが・・・
みんなそれぞれ、
追いかけている背中がある、ということである。
先人がいて、自分たちの今がある、ということである。

いわば負けを認める、
自分の未熟さを認める、
そんな発言であるが、
それを言った桑さんはかっこいいと思った。
そんな桑さんは、今後ますますすごい男になるだろうと思った。

何が言いたいかというと、
歴史の重みもそうなのであるが・・・
「自分の弱さを見せることの勇気」である。

実は、これが、最終話の名シーンにもなっている。
弱さを、惨めさをさらけ出す恭子と友彦を、
みなさん、ぜひ見守って欲しいと思う。

それでは、
スタッフ、広報部の皆様、
あと27時間、頑張ってくれよ!!!


追伸・・・

さて、
ラスト2回目のブログ、
無事?終了である。

桑さんの事で、文字数を費やしてしまったのであるが、
まぁ、よしとしよう。

明日のブログは・・・
おそらく想いが溢れすぎて・・・
長文になってしまうと思うので、
今日はこのくらいにしておこうと思う。

ほっ。

・・・

口に出すことで、
自分にプレッシャーをかける、
一流がよく使う方法らしい・・・

大丈夫か、僕・・・


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