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第17章 「さよならの前に」

 ウネの心臓がヘウォンに移植されたことを、本人が知っているとわかったミヌは、ヘウォンに会いに行く。自分が愛しているのはウネの面影ではなく、ヘウォン自身だと話すミヌだったが、ヘウォンは聞かない。ヘウォンはチョンジェと結婚することをウネの父に報告。もう2度とここには来られないだろうと言い、ウネの実家をあとにする。
 結婚式当日、ミヌはホテルに立ち寄ってヘウォンの花嫁姿を遠くから見、満足して空港へと向かう。その姿を見たヘウォンはミヌの乗った車を追って走って行くが、道路の真ん中で発作を起こし、倒れてしまう。


最終章 「ふたりの運命」

  病院に搬送されたヘウォンは、うなされながらミヌの名前を呼び続ける。やがてヘウォンは再度心臓の手術が必要だと知るが、寝たきりの生活に戻るなら死んだ方がいいと手術を拒否。手術を受けるよう勧めるミヌに、手術を受ける代わりに自分のことは忘れて欲しいと頼むヘウォン。
 手術は成功するが、イタリアに渡ったミヌには、ヘウォンは死んだと嘘の知らせが届く。ヘウォンに頼まれたチョンジェが送ったのだ。数年後、街を歩いていたヘウォンは胸の鼓動が速まるのを感じる。振り返ると、そこには帰国したミヌが立っていた。

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