水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



うずまさ通信

/撮影所で働く、こだわりの職人さんたちをご紹介します

File.3【装飾(そうしょく)】

長谷川 優市呂(はせがわ ゆういちろう)さん

家具や身の回り品、さらに小鳥や猫といった生き物まで。さまざまな演出アイテムを扱うのが装飾さんのお仕事。西村“黄門様”の時から担当しているという長谷川さんを美術倉庫に訪ねると、そこにはさまざまなモノたちがズラ〜リ。
そして、桐の箱に納められた印籠も、ここでしっかり管理されていました。実はあの印籠、用途によって3種類も用意されていたんデス!
印籠の秘密

撮影内容によって印籠を使い分けているんですよ。
たとえば、実際に薬を取り出すシーンでは“3つに開くもの”(写真 左)。立ち回りシーンなどは傷が付く可能性を考え、開かない“アクション用”(写真 中央)を。そして、最後の場面で「この紋所が・・・」と言って取り出すのは、開かずかつキレイな“アップ用”(写真 右)といった具合。
特に“アップ用”は、少しでも傷が入ると作り直しているんですが、今回30部が始まる時にも新調しました。3つはそれぞれ大きさも微妙に違っていて、開く印籠はほかのより一回り小さくできています。
登場人物の持ち物

黄門様の杖は竹を染めたものを使っています。
時には折れたり虫が食うこともあるので、常に何本か用意しています。
助さんと格さんは、振り分け(旅の必需品を入れた行李“こうり”。今で言うバッグ)や、ポン筒(たばこ入れ)、笠、短い刀などですね。
笠は種類がいくつかあって、お娟さんは妻折笠(つまおれがさ)というものだし、次郎坊は笠に紗(しゃ)を付けて変わった感じを出しています。
道具の準備

まず台本を読んで、江戸時代の本なども参考にしながら考えます。
この美術倉庫や家具を専門に扱っている会社などで揃えていくんですが、時には特殊な細工をした道具も必要になって、その場合は手作りですね。
たとえば特徴のあるポン筒が必要だったら、籐(とう)を巻いて個性的に仕上げたりね。オランダ商館が出てくる話の時も、ふだんはしない珍しい飾りをしました。
※美術倉庫は、登場人物ごとに整理された装身具が1階にあり、2階には行灯(あんどん)がたくさん。ここはかつては特撮のセットだったそうです。
エピソード

動物が出る時は大変ですね。
猫が床下に入り込んでしまい撮影がストップしたり、小鳥が途中で逃げてしまったり。ハトを何百羽か飛ばした時も、飛んだはいいけどその後捕まえるのに大騒ぎ。
あの時はスタッフもすっかり具合悪くしてました。
ほかにも爆破シーンで火薬が不発だったり、台本に書かれてないものがロケ現場で急きょ必要になってタクシーに届けることもよくある。
・・・なんかエピソードっていうより苦労話になってます?
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