Q. 『恋する母たち』にかける意気込みをお願いします。
原作が柴門ふみさんということで、私の周りにいる人たちのドラマに対する期待値が本当に高いんです。個性的で魅力的な俳優陣もそろっていますし、面白くならないわけがないという気持ちでいっぱいです。大石さんの台本もとにかく面白いので、俳優としては良い意味でプレッシャーを感じています。
「原作の持ち味をいかしたい」という大石さんの言葉通り、女性たちの夢と現実が絶妙に入り混じった脚本だと思いました。女性という生き物が持つ本能や強さをテレビで表現できるギリギリまで攻め込んで表現しているなと。それでいて、いくつになっても必要とされたい女性の心の叫びのようなものも描かれています。この作品をご覧になって、胸がすく思いをする人もいれば、怖いと感じる人もいるかもしれません。とても振れ幅のある作品ですので、きっと3人の母たちの誰かに共感していただけると思います。