矢作兼さん(林シゲオ役)インタビュー|金曜ドラマ『恋する母たち』

毎週金曜よる10時〜

INTERVIEW/インタビュー


Q. 10年ぶりのドラマ出演の感想を教えてください。
普段、ドラマはあまり見ないのですが、『グランメゾン東京』『半沢直樹』などのドラマを見ていたので、撮影が始まる前のイメージトレーニングはバッチリだと思っていたんです。でも、連ドラの出演が6、7年ぶりだと思ったら、実は10年ぶりだと聞かされて最初は緊張しましたね。木村佳乃さんと吉田羊さんと一緒のシーンでは、お芝居のテンポが速かったので、「これは迷惑をかけちゃいけない」という一心で演じていました(笑)。その時に監督から木村さんが「矢作さん、お芝居上手なんですね!」と言っていたと教えてもらって、安心しました。決して自分の演技がうまいとは思わないのですが、普通にはできているんだと思えたので良かったです。
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Q. セリフ覚えはいかがですか?
コントや自分のライブでは、なんとなく流れとセリフを覚えて、あとは本番で臨機応変に対応するタイプなんですよ。でも、今回は相手がプロの方なので、ちゃんとセリフを覚えようと思って取り組んでいます。ただ、自分ではちゃんと覚えてきたと思っても、撮影現場で「アクションを足して」と言われてしまうと、セリフが飛んでしまうことも(笑)。役者の方はセリフを覚える特殊能力がイキるのかと思っていたんですが、一生懸命覚えているだけで僕の努力が足りないことに気付いたんです。それからはより一層セリフをちゃんと覚えるようにしています。あとは、役者としては素人なので、自由に演じるよりは監督にビシビシ「こうじゃない!」と言ってもらいたい。鍛えられて成長していけたらいいなと思います。
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Q. 演じるシゲオの印象を教えてください。
シゲオは東京にいるときに専業主夫でしたが、僕自身も「自分が稼がないと」とか「引っ張っていく」という感覚がなくて、たまたま僕が働いているだけと思っているので、共感するところはありますし、おっとりしていて良い人だと思います。原作を読んでいても「こういう優しい人いるなぁ〜」と。一方で、優子さんに対しては「バリバリ外で働く人はやはり浮気しちゃうんだな」と思いました。シゲオが専業主夫として家でやることやって本当にいい夫であったとしても、外で働くパワーがあるし、ましてや優子さんは美人なので、「そりゃそうか」と納得しつつも、悲しい気持ちになりました。と言いつつ、優子さんの気持ちも分かってしまう。シゲオも小説家になる前は外で働いていましたから、怒っていましたけど悲しい気持ちが勝っていたのかなと思います。
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Q. 最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
何せいい俳優さんだらけですからね。普段あまり女優さんとは仕事でご一緒することもないので、木村佳乃さんや吉田羊さんとご一緒すると見とれちゃいます(笑)。仲里依紗さんとはまだお会いしてないのですが、間違いなくお美しいでしょうし、3人の美しい母たちにやはり注目していただきたいです。シゲオとしては、このまま売れない小説家のままなのか。僕はシゲオが一作目は当たったけど、その後パッとしないというところに共感するので、どうにか頑張ってほしいです。僕自身のお芝居も最初の頃よりは徐々にうまくなってきていると思うので(笑)、最後まで注目していただければと思います。
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