去年9月14日、元総理・小泉純一郎氏の単独インタビューに成功した。1時間あまり、今彼が取り組んでいる「原発ゼロ」運動について話を聞いた。 総理時代は国是・国策として原発を推進していた小泉氏が、2011年3月11日に起きた福島第一原発のメルトダウン事故をきっかけに、なぜ立場を180度変えたのか。古来、自分の信念や考えを変える人は“変節漢”などと呼ばれ、いい受け止め方はされてこなかった。ましてや、彼は日本の元総理である。 インタビューはその「謎」を解き明かすべく進んでいく。繰り返し短いフレーズを使い、訴えかける小泉氏独特の話法は健在で、インパクト十分だ。話題は「原発ゼロ」にとどまらず、安倍政権、次男・進次郎氏のこと、そして人としてどうあるべきか?という人生論にまで及んでいくのだった…。
ディレクター:津村健夫(MBS毎日放送)
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