報道の魂

東日本大震災の発生から9ヶ月。被災県の記者および全国のＪＮＮ各局の多数の記者が、今も現地で取材を続けています。そこで記者たちが、何を見て、何を感じ、悩み、どう伝えてきたのか。１本８分のＶＴＲをまとめた、2時間30分のオムニバス・ドキュメンタリーを、今回も継続して放送します。

6月5日に『第１回』（3時間30分）、9月10日に『第２回』（2時間30分）を放送し、今回が『第３回』です。12月18日、通常の「報道の魂」に引き続き、２６時２０分から放送します。

前２回では、記者たちが一人の人間として、それぞれが一人称の記者リポートで、心の軌跡を語ってきました。今回も全く同様に、現地に初めて入った記者、何度も訪れて経過を取材し続ける記者、それぞれが一人称の報告で構成します。また、震災とメディアについての報告を含むことも、前回までと同様です。

取材：ＪＮＮ系列各局の記者１７人

[放送予定の一部]
・南相馬、悲劇乗りこえ新たな命
・自主避難してきた人たちの姿
・変化する原発への思い
・津波研究者の後悔と苦悩
・原発作業員で栄える夜の街
・釜石、「呑ん兵衛横丁」の女将　その後
・ニューヨークからふるさと被災地へ　ピアニストの思い
・被災情報とツイッター

[担当] 番組統括：岩城浩幸　　構成：秋山浩之

■ バックナンバー

'17年3月19日放送
「『生かされた』と思える日まで～苦悩の6年・住職の“心の軌跡”～」
'17年3月5日放送
「十字架とショパン」
'17年2月19日放送
「大学生が見た北朝鮮～行くことさえ不思議がられる国で～」
'17年2月5日放送
「なぜ、私は変わったのか?元総理・小泉純一郎と3.11」
'17年1月22日放送
「SEALDs 919以降の“それから”」
'17年1月15日放送
「言論のちから民主主義のかたち～ヒトラーを生まないために～」
'16年12月18日放送
「自然栽培に魅せられた男～十四代中川吉右衛門～」
'16年12月4日放送
「戦争とは～記者たちの眼差し戦後71年の開戦の日に～」
'16年11月20日放送
「バカじゃねえのか、この国は！～原発事故・被災農家の闘い～」
'16年11月6日放送
「命の記録～写真家・桑原史成の水俣～」
'16年10月16日放送
「なすび、叶う夢は絶対に、ある～ふるさと福島・全ての被災地のために」
'16年10月2日放送
「夏の豊島～鳥の目で見た3日間～」
'16年9月18日放送
「みんなサルトルの弟子だった…」
'16年9月4日放送
「異見～米国から見た富山大空襲～」
'16年8月21日放送
「米軍が最も恐れた男～あなたはカメジローを知っていますか？～」
'16年8月7日放送
「平和ってなんですか？～大学生が聞いたヒロシマとオキナワ～」
'16年7月17日放送
「ヘイトスピーチ根絶へ～発し続ける「共に生きよう」という言葉～」
'16年7月3日放送
「生きて“カエル” ～海軍士官が書き残した書～」
'16年6月19日放送
「ビルマから来た少女」
'16年6月5日放送
「情熱の赤瓦～画家大嶺政寛の戦後～」
'16年5月15日放送
「“態変”と加世子さんの左側」
'16年5月1日放送
「春、38度線を越えて～追憶の北朝鮮　子どもたちの引き揚げ～」
'16年4月17日放送
「なすび、ふるさと・福島へ続く道」
'16年4月3日放送
「この町とともに生きて～家族5人を失った漁師の5年～」
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