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2022821日放送

セレンゲティ国立公園 〜 300万頭!アフリカの動物王国

放送内容

タンザニアのセレンゲティ国立公園は大自然の美しさと生物の多様性によって世界遺産に登録された。一番の特徴はどこまでも続くサバンナ。先住民の言葉で「果てしない草原」という所以である。サバンナにはなんと300万頭もの野生動物が暮らし、弱肉強食のドラマを毎日繰り広げている。今回は空からサバンナを撮影した。一番の見どころはヌーの大移動。セレンゲティ国立公園のエリアもヌーの移動に合わせて決められたという。

大移動する150万頭

セレンゲティを代表する動物はヌーである。150万頭ものヌーが新鮮な草を求めて季節ごとに群れで大移動する。空から撮影すると、広大な大地を駆けるヌーの群れはまるで川の流れのようにうねりながら進んでいった。

写真:放送内容

火山が作った大草原

アフリカのサバンナを代表するセレンゲティ。平らな大地に木がまばらに生え、岩山が点在する。その理由を探ると、東側にあるンゴロンゴロなどの火山地帯にたどり着く。300万年前に大噴火を起こし、火山灰が厚く降り積もったのがセレンゲティだった。

写真:放送内容

命の環 サバンナ

ゾウは草を1日200kgも食べ、フンをすることで大地に養分を還元している。ヌーやトムソンガゼルなどの草食動物はチーターなどの肉食動物に食べられる。サバンナには多種多様な動植物が生息し、食物連鎖の輪を形づくっている。

写真:放送内容

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