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2021919日放送

スイス・アルプス ユングフラウ-アレッチ 〜 山岳鉄道で行く スイス・アルプス

放送内容

4000m級の山々が連なるスイス・アルプス。ユングフラウ山地を中心としたエリアが、世界遺産になっている。そこには、3つの名峰「アイガー、メンヒ、ユングフラウ」が聳え、アルプス最大の氷河「アレッチ氷河」が広がっている。他にも、氷河が大地を削って生まれた深い谷や、落差300mの巨大な滝など、ユングフラウ山地には数々の絶景が広がっている。緑の里山から白銀の世界まで、山岳鉄道に乗って旅をする。

ヨーロッパで最も高い駅へ

ユングフラウ山地の最高峰「ユングフラウ」。その山頂近く、標高3454mの天空の地に、ヨーロッパで最も高い鉄道駅がある。駅の展望台からは、アルプス最大の氷河を見渡すことができ、登山家でなくとも、誰もがアルプスの大パノラマを楽しむことができる。

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落差300mの滝

ユングフラウ山地の北に、氷河が大地を削って生まれた深い谷がある。谷に聳える崖の高さは何と300m。そこには、夏にだけ見られる滝の風景が…断崖を雪解け水が一気に流れ落ちるのだ。崖があまりに高いため、水は落下するうちに霧となり散ってしまう。

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氷上の青い湖

アルプス最大の氷河「アレッチ氷河」。夏なると、強い日差しで氷河の表面がとける。すると、とけた水が氷河の窪みにたまり、青く澄んだ湖が無数にできるのだ。氷上の湖の水は、氷河の上を低い場所へと流れていき、最後は氷の裂け目クレバスに流れ落ちていた。

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魔の山 誕生の秘密

スイス・アルプス屈指の難所が、ユングフラウ山地にある。それが“魔の山”と恐れられるアイガーの北側の斜面「北壁」である。多くの登山家が命を落とした北壁。ほぼ垂直の断崖絶壁が生まれた秘密は、アルプスの成り立ちにあった。

写真:放送内容

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