TBSテレビ:日曜劇場『仰げば尊し』

現場レポート

VOL.23  2016年8月28日

みなさんこんにちは!
第6話もお楽しみいただけたでしょうか?
第6話は、真剣佑くん演じる木藤良にスポットが当たるお話でしたが、虹郎くん演じる青島との殴り合いのシーンなどもあり、大きく心を揺さぶられた方は多かったはず。「またみんなで同じステージに立ちたい」という木藤良に対して、「お前には後悔してほしくない」と青島。お互いのことを思うからこそぶつかってしまった二人……みなさんはどちらの気持ちを尊重したいと感じましたか? そのあたりの感想を番組サイト「ファンメッセージ」まで書き込んでいただけると嬉しいです。
さて、今回の現場レポートでは、そんな二人の想いがぶつかり合ったシーンの撮影現場の様子を紹介させていただきますね♪
「いよいよ第6話のクライマックスが来ましたね、まず青島と木藤良の自主練からやってみよう」という第6話の演出を務めた吉田ディレクターの言葉により、まず二人だけで動きとセリフの確認が始まりました。そんな中、木藤良の心情も細かく確認されていきます。

その後、吹奏楽部メンバーも教室セットに入ってもらい、二人のやり取りを見守る周りのリアクションなども確認されていきます。

「この手をこう持って、こっちの方へ引っ張りましょうか」などなど、不自然な動きのないよう殺陣師さんによりアクションが付けられていきます。

お芝居をリードする青島のセリフは、徐々にテンションを上げていった方が良いか? その都度で抑揚を付けた方が良いか? それを木藤良はどう受けて答えていくか?
青島と木藤良の心情に沿った演技が付けられていきます。
そんな二人のやり取りを見て、吹奏楽部メンバーを演じるみなさんからも緊張の表情が窺えます。
お芝居とはいえ、二人のやり取りを見ていてハラハラドキドキ!?
そして、

「夢、夢うるさいんだよ!」
と、ついに木藤良が爆発!

一連の動きとセリフを数回通した後、カメラをセットして撮影が始まりましたが、撮影前にも「二人の気持ちがどうなのか?」と意見交換しつつ確認する真剣佑くん&虹郎くんです。

そんな二人の姿から、このシーンにかける想いが伝わってきます。みなさん第5話をご覧になって、青島と木藤良の仲の良さを再確認したと思いますが、そんな二人がぶつかり合うシーンは、見ていて心苦しく感じられたかもしれません。この先、二人の関係性はどう変化していくのか? そして、二人を見守る安保と高杢、桑田、渚、そして吹奏楽部のメンバーたちはどうなってしまうのか? 次回の第7話もお見逃しなく!

と、来週放送の第7話の宣伝をちょこっとさせていただきつつ、撮影現場へと話を戻しまして、この撮影中、青島が振り払った譜面台が思わぬ方向へ飛んでしまい、ビックリしていたのが、

副部長の井川を演じる健太郎くんです。
「こっちへ飛んできてホント、ビックリしましたけど、頑張ってお芝居を続けました!」
と健太郎くん、その表情を見てもらえば、ビックリした具合がわかりますよね。
そんなハプニングがありつつ撮影が進む中、木藤良が教室を出て行くお芝居にて、

「教室の中へ入って木藤良を見送るよりも、廊下ですれ違った方が、何か引っ掛かりが生まれていいかもしれないね」
と寺尾さんの提案により、

樋熊先生と木藤良の絡みは廊下で撮影することになりました。
寺尾さんの提案通り、廊下で二人がすれ違う空間ができたことで、木藤良を心配する樋熊先生の想いがより鮮明に感じられたのでは?
そんな樋熊先生からミサンガを受け取った木藤良、そしていよいよ全国大会の予選へと臨む美崎高校吹奏楽部。第7話ではどんな展開が待っているのか!?

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