十倉の名言
# 8
女は基本、「待ち」の姿勢で行け。
メールするな。電話もするな。おそらく向こうから来る。それにも返事をするな。
確かに…巷にある恋愛本では。
相手を夢中にさせる方法として、『男にすぐ連絡を取ると安い女だと思われる。
数日経ってから「ごめん、忙しくてメール返せなかったけど、貰って嬉しかった」などと男の気を引け』と書かれている。
でも駆け引きはウソだ。そしてウソはバレる。
「こいつわざと返信遅らせてるんじゃねえか?」もしそう気づいたら男は一気に冷める。
しかし…!
だからといってすぐにメールするのも間違っている。「あ、この女、俺に夢中だな」。
そう感じた途端、これまた男は一気に冷める。この矛盾を打破するにはどうしたらいいか?
方法は一つしかない。
いいか、よーく聞け。
メールをすぐ打たないよう「本当に忙しく」しろ。
例えば、メール打つ時間も惜しいくらい多くの予定を入れる。もしくは、メールをくれる知り合いをたくさん作る、するとその男のことを考える時間も少なくなり、結果的に連絡を取るタイミングが自然に遅れていく。
これこそが、俺の提唱する…

理論だ。
おしなべて男女の関係と言うものは、『結果的にそうなった』を心がけるべきだ。結婚も。
いくら自分の賞味期限が迫ってようが、経済的に追い詰められていようが、己の都合で『結婚』を迫るなどもってのほか…!
以前、理想の男と結婚する方法その①を話したが、覚えているか?
そうだ、『男を感動させろ』。
そして、その②は…
理想の男と結婚する方法その②


…というくらい、自然に結婚への気持ちが高まった、決して自分の都合ではなく、「あなたを好きになった結果として結婚したい」、それが『高まっちゃった婚』!
これだと男は受け入れやすい、だからそう言い切れる時まで結婚どうこうの話はするな!
そして…
理想の男と結婚する方法その③は「手料理篇」
手料理。それはいわゆる、「取り扱い危険銘柄」。
今よくいるよな。例えばSNSで「私、手料理得意です」とアピールする女。あれな…男にとっては恐怖でしかない。意気揚々、手の込んだ手料理並べられても、それはただの婚活プレゼン。
しかし、『衣食住』は確かに生活の基本。
男の胃袋はがっちり掴め。
心身ともに弱りきったとき。ここが勝負。これを作れ。
雑炊だ。
雑炊、あなどるべからず…病気のときや、酔って帰ったとき。胃に染み渡る美味しさを醸し出す。
中国の伝説の格闘家、李書文は弟子にこう伝えている。

「千招有るを怖れず、一招熟するを怖れよ」
これは、千種類の技を駆使する者よりも、ひとつの技を極めた者の方が手強いという意味
ただし…!
決してやってはいけないことが一つ。
いいか、この間違いだけは犯すな。
決して三つ葉は使うな
三つ葉は高級品だ、「この女、結婚したら贅沢するぞ」と思われる。ネギで代用しろ!
これが「理想の男と結婚する方法その③」
料理は雑炊を極めよ!