毎週金曜よる10時
No. 56
2010年9月3日 (金)
『 うぬぼれ刑事 』 強火 は、いかがでしたか?
竹下さん演じるうぬぼれの母・千鶴子が、赤ベコ を配る姿…。
「 そうそう、親が上京して会社にくるとあんな感じになちゃうんだよねー 」 と、共感したかたもいらっしゃったのでは??
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赤ベコに夢中の3名様!
そんなキュートなお母さんを演じてくださった竹下さん、福島弁に初挑戦だなんて微塵も感じさせない演技力でうぬぼれ一家のシーンをホンワカさせてくださいました。
撮影中は、西田さんが福島弁を竹下さんにレクチャー。
西田さん 「 分からないぐらいの方言でしゃべりますか 」
竹下さん 「 そうですね 」
土井監督 「 この、かすかたりが!って言ってください 」
竹下さん 「 私が? 」
西田さん 「 かすかたり、よく使いますよ。うぬぼれも 」
竹下さん 「 わかりました 」
などと話し合い、うぬぼれが玄関で聞いてしまうケンカ部分はすべてアドリブで行われました。
さらに、「 うちで食うのか、外で食うのか… 」 の部分は、息を合わせて発するために、本番直前までお二人は楽しそうにセリフ練習されていましたよ!
その後、マンション内へ入ってからのお芝居はというと…。
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息ぴったりのお二人。福島での様子が目に浮かびますね。
土井監督から 「 “ デブ専 ” という言葉を強調して使ってください 」 とあり、竹下さんはテンポよくセリフを言っていくことに!「 うぬぼれと葉造さんの言葉は無視してかまいません。思い出して、徐々にヒートアップして… 」 と土井監督から竹下さんへの要望が追加されたのでした。
撮影中は、「 デブ専 」 「 デブ専 」 と連呼する竹下さんに、長瀬くんと西田さんは大笑い。
「 失礼だけと… 面白いっすね (笑) 」 と長瀬くん、モニターを見てニヤニヤしていました。
そんなホンワカ家族を思い出して泣いてしまううぬぼれのカットでは、長瀬くんの絶妙な泣きっぷりに 「 (西田さん) 見事だねー 」 「 (竹下さん) すごい、涙がいいわ 」 とお二人が絶賛。
うぬぼれ一家のシーン、いい雰囲気だったと思いませんか?
さて、放送前のレポートにも書きましたが… 穴井がサダメのお婆ちゃんに似ている… 件 (笑)。
web スタッフ的には、矢作さんの 「 サ、ダ、メ 」 という言い方がツボで何度聞いても笑ってしまいました (笑)
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サダメのダサイ服を着た、葉造…。
そして… うぬぼれの告白シーンに母親乱入 !? シーンの撮影はというと…。
設定は世田谷区喜多見 (世田谷通り署の近く) なのですが、撮影は木更津にて!
知世の働く図書館も木更津だし… チーム 『 うぬぼれ 』 撮影のために、3日間木更津へ行ってまいりました !!
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思わぬところでゴローの本名が明らかに!松島ゴロー、喜多見在住。
まずは、知世や火の付いたダーツを投げるシーン。
実際に、光浦さんに火をつけていただいたため、「 アチッ !! 」 となるギリギリまでお芝居!
スタッフ 「 大丈夫ですかー? 」
光浦さん 「 女優の手がー (笑) 」
スタッフ 「 大変だ、誰が責任をとる? 」
光浦さん 「 そうですね… えっと… (笑)」
なんて、和気あいあいムードの中、スタート。
知世が放ったダーツがうぬぼれに刺さるくだりでは、うぬぼれの姿がカーテンのように見えるようにと、立ち方を工夫していた長瀬くん。そして… 今回もあの詩を !?
土井監督 「 長瀬くん、あれやってみる? 」
長瀬くん 「 あれっすか? 」
土井監督 「 うん 」
長瀬くん 「 ♪パラララ〜 パララ〜 パララッパッパッパー 」
土井監督 「 いいね (笑) 」
とあり、またまた歌っちゃうことに!
あの登場は知世でなくても驚きますよね〜 (苦笑)
そして、火の付いたダーツが刺さったまま、話を続けるうぬぼれのカット。
うぬれの背中に… みなさん、気付きましたか?
本番は、もちろん火をつけずにダーツだけ刺しての撮影。
(火の付いたダーツは、危ないでのよい子はマネしないでね!)
知世さんとの間にチラチラ見えているのは、後から CG で加えた土井監督の演出なのでした (笑)。
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土井監督と相談中の光浦さん。
光浦さん 「 私は何もしなくていいですか? 」
土井監督 「 手袋してます? 」
光浦さん 「 してます 」
土井監督 「 じゃあ、消してあげましょうか。「 すみません 」 って言いながら 」
光浦さん 「 分かりました 」
長瀬くん 「 確かに、自分で抜くのは見えないですからね 」
土井監督 「 宇野さんも一緒に 」
猪野さん 「 分かりました 」
という演出に!
その後、知世と宇野の間で説明を始めるカットでは…。
「 オレ、司会者みたいじゃない? 白スーツだし、手を差し出すし (笑)」 と、長瀬くんはその存在に違和感を感じている様子でしたが、「 (長瀬くん) 司会者に見えないですか?大丈夫ですか?」 「 (土井監督) 2人を審査している感じにしたいから、大丈だよ 」 などと、モニターでチェックしながら長瀬くんと土井監督は相談し、撮影は進められたのでした。
そして、うぬぼれのプロポーズシーン !!
ドライでは、知世の父を演じる本田博太郎さんの独特のセリフ回しに、スタッフ陣は大爆笑。
笑うシーンではないのですが、本田さんの美声に一同が釘付けになった瞬間でした。
うぬぼれの母を演じる竹下さんには、「 ズケズケ入ってきてください 」 と土井監督。
3人揃ってプロポーズの答えを迫るシーンは… 知世の心境を考えると… 全員うぬぼれているのかもしれません (謎)。
ちょっと怖かったですからね (笑)
(photo)
「 結婚するの刑に処す 」 ってお母さん… このセリフを知っているということは、うぬぼれ刑事、見てるんですね、きっと。
そして、結局フラれてしまううぬぼれのラストカット!
オンエアでは、赤ベコを見て、泣き笑いしていたうぬぼれで終わりましたが、撮影では…。
うぬぼれ 「 (赤ベコを見て) 何これ?お母ちゃん、お母ちゃん、ねえ、お父さんは?お父さんは?」
千鶴子 「 お父ちゃん… どこ行ったさね?お父ちゃ〜ん !!!」
うぬぼれ 「 うぇ〜 うぇ〜 」
と、長瀬くんはアドリブでつなげていました (笑)
うぬぼれの泣くシーンがたくさんあったり、
うぬぼれの心の声が→ 落語へ発展したり、
サダメの口から 「 太陽なんていらねえ 」 って言葉が出たり…。
と、< 強火 > は、盛りだくさんだったのではないでしょうか?
『 うぬぼれ刑事 』 も残るところあと2回 !!
最後までお願いします。
次週、< 姉妹坂 > のゲストは 石田ゆり子 さん。お楽しみに☆ミ