TBS 金曜ドラマ「うぬぼれ刑事」

出演者放送前コメント

vol.01「長瀬さん、生田さん、中島さん、3ショット対談!」

― 『 うぬぼれ刑事 』 の台本を読んだ感想はいかがでしたか?

長瀬
期待を裏切らないバカさっていうか、宮藤官九郎ワールドでしたね。
生田
台本を読んで腹を抱えて笑うってことがそうそうないので、宮藤さんの才能は本当にスゴイなと思いました。あと、僕は “うぬぼれ役者” の役なんですけど、“宮藤さんって僕のことをそういう風に見てたの?” と台本を読んで、若干複雑な気持ちになりました。
長瀬
そういうとこ、あるよね。
生田
ありますよね。
長瀬
あの人、口で言わないで台本に書くんですよ。
生田
あははは。複雑な気持ちもありますが… 台本は、すごく面白いです!
中島
(笑)。私も面白いと思いました。でも、私は慣れていないので、ただただ緊張していて…。何度も読んで、迷惑をかけないようにしなきゃと思っています。

― 宮藤さんの脚本の魅力はどこだと思いますか?

長瀬
『 うぬぼれ刑事 』 は、一般的に言えばコメディなんですけど、“笑わせるコメディ” じゃなくて、“笑われるコメディ” なんです。それって演じる側としては難しいことなんですけど、そこが宮藤さんの魅力だなと。それに、宮藤さんの作品はドラマなのに気取ってないんですよ。だから、共感できる部分も多いし、受け入れやすいなと思います。
生田
宮藤さんの魅力は… 分かりやすいところで言えば1シーンの中で、ボケが連続して2つ3つ出て来るのに、しつこくないところ。息をする暇もないというか…、すごく宮藤さんっぽいなと思います。第2話なんてヒドいんですよ!僕、「 顔がうるさい 」 って書かれていますから (笑)
長瀬
悪口だよね、完全に (笑)
中島
(笑)
生田
でも、そういうところも、嬉しいなって思っちゃう。
長瀬
あははは (笑)
中島
私の演じる役に関していうと、自分次第でどうとでもなる役だなと。決まりがないので、すごく迷うんですけど、宮藤さんの作品はすごく勉強になるなと思いました。正直、今のところは全く分からないので、皆さんに教えてもらおうと思っています。
長瀬
そうそう、例えば中島さんの役を中島さんがそのままでやるだけで絶対に面白いだろうっていうズルさがあるんですよね、宮藤さんの脚本は。中島さんの存在ありきで考えているというか、もちろん斗真もそうだし、ちゃんと1人1人の役者に当てはまるように書いてくれている。スタンダードな演じ方をするだけでちゃんと面白くなるズルさがあります。

― 長瀬さんは演出家・宮藤さんもご存知ですが、宮藤さんの演出で好きなところは?

長瀬
“やりっぱなし” のところですね。僕が一生懸命泣きの芝居をしているのに、モニターを見ながら大笑いしてるんです!ドラマのセオリーを知っている人は、泣きの芝居で笑ったりしません (笑)。 宮藤さんってセオリーをぶっ壊していて、固定観念のない人だから、それが映像にも出るし、新鮮で斬新なものが出るんですよね。

宮藤さんとお芝居に関してマジメな話をすることもありますか?

長瀬
結構、マジメに話しますよ。くだらないお芝居に対してもすごく真剣に。くだらなさを出すためには “どう演じればいいか” “どんな風に撮るか”、とか。傍から見たらただのバカですよね。くだらないことを一生懸命打合せしているんだから。でも、役者としてそれを再現出来て、映像をチェックをしながら自分たちが一番笑っているというのが、一番美しい状況だなと思います。

― セリフの掛け合いで気をつけていることは?

長瀬
そうですね。いい素材があるのに、料理ができなかったら、美味しく食べられないですよね。それと同じで、宮藤さんのセリフは、“間” とか “言い方” とか “空気” を僕らがちゃんと把握して演じないともったいないんです。例えば、二人が同時にしゃべろうとしちゃって、「 アアー 」 ってなっちゃう感じを出したいとかって、“段取り” じゃなくて “空気” みたいなものですよね。セリフをうまく言うのも大事ですが、空気作りに関しては、一番気を使っています。

― うぬぼれの父役、西田敏行さんの魅力はどこだと思いますか?

長瀬
西田さんは、「 リアル 」 というか 「 気持ちを表現すること 」 に関しては、僕がいうのは生意気だけど、“天才” だと思います。いい意味で “追い詰められたニワトリ” みたいな感じっていうのかな (笑)。
生田
ニワトリ !?
長瀬
そう。西田さんはリハーサルのときからヤバイんですよ。感情をむき出して、体全体から滲み出す感じがスゴイ!西田さんとご一緒したときに、自分の行くべき延長線上を見たというか、勝手に共感させていただいたというか、“人間としてカッコイイな” と思いました。またご一緒できると思うと、テンションが上がっちゃいますね。

― 3人、それぞれの印象はいかがですか?

長瀬
斗真とは初めてだけど、ドラマや舞台を見たことがあって、一度は一緒にやってみたいなと思っていました。斗真が演じている姿を見て、“面白いな” と思うところがあったので、それがこのドラマでどんな風に登場するのかが楽しみですね。
中島さんは、ドラマも見ていたし、歌番組でご一緒させてもらったこともあるのですが、すごくカッコイイ人だなと。コメディとは程遠い人なのかなって思っていたのですが、“里恵” をどんな風に演じてくるのか楽しみです。
生田
長瀬君とは共演してみたいと思っていたので、機会をいただけてすごく嬉しいです。長瀬くんのお芝居は “天井が見えない” と言うか “既成をぶっ壊している感じ” が好きなので、撮影が始まるのが楽しみだし、どうやってお芝居作るのか、すごく興味があります。
長瀬
てめぇ、本心で言えよ!
生田
言ってますよ!
長瀬
持ち上げときゃいいって思って。
生田
本心で言ってますよ。ホントに!
長瀬
ほんとに !?
生田
長瀬君の作品ほとんど見てますから! 『 タイガー&ドラゴン 』 好きだし、『 IWGP (池袋ウエストゲートパーク)』 も好きだし、『 弥次喜多 (真夜中の弥次さん喜多さん)』 も見ました !!
長瀬
雑!言い方が雑!タイトル言ってるだけじゃん。
生田
でも…。天井が見えない感じがすごく好きなんです。次に何が起こるか予測できない感じが好きで…。
中島
(笑)
生田
中島さんはアーティストとしても素晴らしいですし、『 流星の絆 』 では、あまり見たことない中島さんが見られたので、今回はどれくらい絡みがあるか分からないけど、すごく楽しみです。
中島
長瀬さんは歌番組でお会いしたことがあるので、お芝居のことは分からないんですけど、周りを1つにしてくれるイメージがあります。分け隔てなく、気を遣わない気の遣い方 (?) が素晴らしいので、そういう意味では安心しています。生田さんとは初めてです。私は上がり症なので、ご一緒した際には邪魔をしないようにとしようと。人に伝染させるくらい緊張しいなので、何かあったらスイマセン。
生田
いえいえ。こちらこそ、お願いします。

― 第1話で期待するシーンはどこですか?

長瀬
全部、面白い!
生田
僕、出オチです。( ※ 出オチ=登場した瞬間が面白いこと)
中島
(笑)
長瀬
いきなり血だらけ (笑)
生田
あはは。
長瀬
あとは、中島さんの旦那が良々くん (荒川良々さん) ってところ。
中島
(笑)
長瀬
ズルいよね。たぶん、二人の絡みは大爆笑でしょう。楽しみです!
中島
(笑)

― 最後に、役柄に関して意気込みをお願いします。

長瀬
僕は今までとは違う何かが生み出せそうな気がするので、撮影が楽しみです。
生田
ここまでぶっ飛んだ役はあまり経験がないので、好きなことを思いっきりやろうと思っています。
中島
選んでくださった方は勇気があるなと、私がこの役を演じてもいいのかと信じられない思いでいっぱいですが、やるからには精一杯がんばろうと思います。

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