TBS 金曜ドラマ「うぬぼれ刑事」

出演者放送前コメント

vol.02「長瀬智也さん」

― 『 うぬぼれ刑事 』 の台本を読んだ感想

台本の1ページ目から、もうすでに宮藤官九郎ワールドが広がっていて、めちゃくちゃおもしろかったです。「 早く撮影したい!」 と思いました。

― うぬぼれを演じるにあたって

セリフだけでなく、身体の動きや表情で、“いかにうぬぼれることができるか” を、常に考えています。
僕自身はそれほど “うぬぼれ” だとは思わないんですけど (笑) …、宮藤さんと話し合ったり、自分の周りにいる人を参考にしたりして、僕にしかできない究極のうぬぼれを演じたいと思います。

― 現場で宮藤さんと話し合っている場面をよく拝見しますが…

そうですね。もちろん、基本的には台本を忠実に演じるのですが、台本にはない部分で2人が同時にセリフを言っちゃうガチャガチャした感じとか、言葉と言葉の “間” を表現したいんだろうなと宮藤さんから伝わってくることがあるので、そういうおもしろさって僕も分かるし、そういう宮藤さんの演出は僕も好きなので、くだらない部分かもしれませんが念入りに話し合っています。普通のドラマの現場では、まずありえないことですね。普通は、“気持ち” の部分に関して話し合ったり、監督から指示があったりするんですけど、宮藤さんの場合は 「 どうしたらガチャガチャになるか?」 「 こうやったら、おもしろいよね 」 とか、“間” や “空気” を話し合うことの方が多いですね。

― 主題歌は玉置浩二さんが作詞作曲されていますが、主題歌を聞いた感想は?

僕、玉置さんご本人も曲も歌もすごく好きなんです。楽曲をいただけることになり、とても楽しみにしていたのですが、本当にいい曲で、“いい曲” という表現しかできないのがムカツクぐらいです。『 うぬぼれ刑事 』 にもすごく合っているし、台本を全部読んだんじゃないかって思うくらい “うぬぼれ” の気持ちを分かって作ってくださっているので、主題歌にも注目していただけるとうれしいです。

― レコーディングに関して、玉置さんからアドバイスはありましたか?

玉置さんはレコーディングにも参加してくださったんですけど、僕、ご本人の前で歌うのは緊張するから嫌なんですよ。だから、「 緊張するんで出て行ってください 」 ってジョークで言っていたくらいなんですけど (笑)、僕が歌い終わったあとに、「 こういう風に歌って欲しい 」 と言ってくださるのかと思ったら、「 長瀬 OK だよ、決まったな !! 」 って言ってくださって…。玉置さんの熱さが伝わってきて、自分らしく気持ちよく歌えました。

― うぬぼれの気持ちでレコーディングをされた?

いえいえ。うぬぼれの気持ちというよりは、誰しも男が思い描いている熱い気持ちっていうのかな。
現代の若者って冷めている人が多いって言われるじゃないですか。やっぱり僕らよりも上の世代になればなるほど熱い人が多いなと、僕も感じることはあります。そういう遺伝子みたいなものって、少なからず今の若者にもあると思うんですよね。熱い大人が周りにいないとか、熱いってことがダサイという世の中になってしまったからかもしれませんが、こんな時代だからこそ、こういう楽曲や 『 うぬぼれ刑事 』 みたいなドラマが大事だと思うんです。歌のうまさは誰にもかなわないので、気持ちの部分で勝てるようにがんばりました。お芝居もそうですけど、“気持ち” は大事にしたいですね。

― クランクインして、今の心境をお聞かせください。

刑事ドラマなんですけど、『 うぬぼれ刑事 』 には追いかけるものがないんです。今まで作られたことのない刑事ドラマだと思うし、自分たちがこれから作っていかなければならないことが多いので、そういう意味では思いっきりできるという、おもしろさがあります。刑事ドラマの定義やラブストーリーの定義をぶち破っていきたいです。

― 最後に視聴者のみなさんに、みどころをお願いします。

たくさんありすぎて一言では言えないんですけど…。
初めて共演させていただく方も、共演させていただいたことのある方も、その方たちが台本のセリフを言ったら、絶対におもしろいだろうなと撮影前から思っていたので、撮影が始まった今、確かな手ごたえを感じています。
毎回、出演されるゲストの方とのカラミも楽しみですし、うぬぼれの告白に対してどのようなリアクションで返してくれるのか、今からワクワクしています。
絶対に見たことのない刑事ドラマになっているので、7月9日 『 うぬぼれ刑事 』 を楽しみにしていてください。