KYOKUGEN2017 大晦日よる6時全国放送

選手紹介

木村翔

木村 翔

WBO世界フライ級王者
前WBOアジア太平洋フライ級王者
生年月日
1988年11月24日
出身
埼玉県熊谷市
タイプ
右ボクサーファイター
戦績
18戦15勝(8KO)1敗2分

中学3年の時、「強くなりたい」という理由で地元・熊谷にあるコサカジムでボクシングを始める。
高校は、埼玉県立本庄北高校に入学しボクシング部に入部。1年生でインターハイに出場するなど、頭角を表すも
2年時には部活もやめ、不良の道へ。その後は荒れた人生を送っていたが、20歳の頃に母を子宮がんで亡くしており、
それが人生をやり直そうと思うきっかけとなり、23歳で再びボクシングを始め青木ボクシングジムに入門。
高校1年生の時、一度かかると一生治らないと考えられてきた難病「潰瘍性大腸炎」を患い、去年、病気が再発。
ボクシングを辞めることも考えたという引退の危機に立たされた。
普段は酒屋でアルバイトをしながらボクシングをしている。

主な略歴


2013年4月22日
プロデビュー戦で、王子翔介(E&Jカシアス)と対戦。
サウスポーを相手に1Rに2度のダウンを奪われ、KO負けを喫する。
しかし、その後は2つの引き分けを挟んで連勝街道を突き進んでいる。


2016年11月23日
WBOアジア太平洋フライ級王座決定戦で、当時無敗の坂本真宏(六島)と対戦。
12Rの激闘の末、2-0で判定勝利。自身初となるタイトルを獲得すると同時に、
世界ランキング入りも果たした。


2017年7月28日
敵地・中国の上海オリエンタルスポーツセンターに乗り込み、
五輪2大会連続金メダリストの英雄、WBO世界フライ級王者のゾウ・シミンに挑戦。
圧倒的不利の下馬評、木村の応援はわずか10人程という完全アウェーの中、
ゾウ・シミンの老獪なテクニックに終始ペースを握られ、更には右目尻をカットするなど
劣勢が続いたが、耐え凌いで迎えた11R。木村は最後の力を振り絞って猛ラッシュ。
ゾウからダウンを奪うと、レフリーが試合をストップ。
世紀の大番狂わせを起こして、見事、WBO世界フライ級王座を獲得した。
敵地での王座奪取は日本人で36年ぶりの5人目となる快挙。


2017年12月31日
初防衛戦は世界ランク1位・五十嵐俊幸(帝拳)との対戦が決定。
大晦日に大田区体育館で日本人同士の世界タイトルマッチを行う。


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